アプサラ -Apsara- |
ヒンドゥー神話によると 歌や踊り、そしてセックスで神々を楽しませる宇宙的存在です。言葉を変えれば天界の娼婦で、享楽的な水の精でもありますが、これらが初めて現れた時、神も悪魔も妻として考えることをしなかったので、アプサラ達は自堕落になっていきました。時として神が気晴らしにアプサラを地上に遣わして不道徳な男を誘惑させることもありました。アプサラ達はまた、死んだばかりの人を死後の世界へと運んで行く時、奔放な性的関係を持つこともありました。例えば殺された英雄などは、大酒飲みで大空を太陽の戦車に乗ってこれみよがしに走る雷神インドラの所有する天で、アプサラとめくるめくようなひと時を楽しみました。一部のイスラム教の伝承で、これと似たようなことが信じられています。聖戦でキリスト教徒を殺したイスラムの戦士には、楽園において肉体的快楽のため天使のような女性が2人与えられるといいます。 |