アポリオン -Apollyon- |
「滅ぼす者」という意味です。 聖書の「黙示録」によると、アポリオンは地獄の底なしの淵の天使となっています。時の終わりが訪れると、アポリオンはサタンを鎖で縛って底なしの淵に落とし、鍵をかけて1000年の間幽閉しました。この底なし淵の口はやがて開き、人間の顔をしたイナゴの大群を吐き出しました。これらのイナゴはアポリオンの命令により、罪人を5ヶ月の間苛んだのです。(悪魔も最後の審判の日が来るまでは底なし穴に囚われています。)しかし聖書以外の書物では、アポリオンは普通堕天使と考えられています。その姿は蛇のようで、7層から成る地獄の最下層の中心でのたうっていると書かれた書物もあります。 |
2004年6月25日更新