二度と体験したくな〜い!闘病記

第2回

夜中は吐き気がひどく、一度もどしてしまいました。

苺しか食べていなかったので、唾くらいしか出ませんでしたが。

夜中に何度も吐き気で目が覚めました。

1月9日の朝になると、右側の卵巣を取った辺りがものすごく痛くなっていたため、前回の入院でお世話になった国立相模原病院へ行きました。

婦人科で診てもらったのですが、とにかく待ち時間が長くて待っている間辛かったです。

受付の方には具合が悪い旨、伝えてはあったのですが。

婦人科の所見では特に異常は見られず、虫垂炎の疑いがあるとのことでした。

血液検査を受けたのですが熱があるのと結果が出るまで1時間くらいかかるため、ベッドで横にならせてもらいました。

血液検査の結果はやはり白血球の値が高いため、患部が炎症を起こしているのは確実でした。

結局外科に回され、また血液検査、CTスキャン、心電図、胸部と腹部のレントゲン、尿検査を受ける羽目になりました。

血液検査にはエイズ検査も含まれるため、承諾書への記入も求められました。

検査の結果、虫垂炎ということでその日のうちに手術を受けることになってしまいました。

熱も37.8℃まで上がっていました。

入院の前に帰宅することを許してもらい、家で入浴、剃毛を済ませてから再び病院へ向かいました。

手術は前回経験していたので様子もよく分かり、前回と同じ腰椎麻酔で針も前回より細い物だったので不安はありませんでした。

唯一心配だったのが麻酔の後遺症だったので、麻酔科の先生に前回のことを話したところ、今回はそのような辛い思いをしないように注意しますと優しくおっしゃって下さいました。

CTスキャンでは腹水が少したまっているもののそんなにひどくはないとのことでしたが、実際に開腹してみるとそれが膿んでいたため、掃除に時間がかかったようです。

かなりひどい状態だった割に、私が普通に歩いていたりと結構平気そうにしていたので、先生はびっくりされていました。

担当医は平山先生とおっしゃる方で、優しく話しやすくてほっとしました。

麻酔科の先生もとても親切でした。

手術の最中、不思議なことがありました。

手術が終わって病室へ戻って来たのが21時頃だったので、その時間に意識があるということは有り得ないのですが、手術室の中で時計を見た記憶があり、その時間は19時台だったんです。

まさか意識があったわけではないのでしょうけれど。

病室へ戻って来たものの、全く睡魔が起こらずに眠れませんでした。

かなり遅く寝たと思います。

次の日の朝も早く目が覚めてしまいました。

窓側のベッドだったせいもあるかもしれません。

首が痛くなってしまい寝返りを打ちたかったのですが、麻酔がまだ効いたままで下半身が動かず、打つことができませんでした。

仕方がないので、首だけ動かしていました。

第3回に続く

<<メニュー>>へ戻る

2004年5月28日更新