◆森の中や遺跡の中、そしてもちろん塔の中にはライナーの旅の行く手をさえぎるものとして、敵やモンスターが出現します。
「アルトネリコ」のエンカウントは、視覚的にヒントが表現され、敵が出そうなのかそうでないのかが分かるようになっています。
ここではフィールドマップによる敵のエンカウントを説明します。

・モンスターなどの敵が出現する危険性があります。

◆青→赤に変わるほど、敵の出現率が高くなります。
敵の出現が目に見えてわかるのは嬉しいですね。

・フィールドマップによって敵の出現数が決まっています。
　敵を倒していくとバーが減っていき、全部の敵を倒すと全滅状態となって、以降、敵が出現しなくなります。

・タウンマップやワールドマップでは敵のエンカウントは発生しません。

◆「アルトネリコ」ではレーヴァテイルを後衛とし、その他のパーティを前衛とする（戦闘名称）を採用しています。
前衛は後衛を助け、時には自分の身を犠牲にすることも必要になります。
後衛はひたすら詩魔法を唱え、前衛に護ってもらいながら、貯めた魔法で一気に敵を殲滅します。
詩魔法は貯めれば貯めるほど威力を増します。
詩魔法の強さには段階が存在し、最大4段階までパワーアップします。

◆「アルトネリコ」の戦闘の醍醐味は何と言っても、レーヴァテイルの貯めた詩魔法の解放です。
ひたすら貯めた魔法を一気に放ち敵に大ダメージをあたえる快感は、一度やってみると病みつきになります。
場合によっては、1発の詩魔法で敵を殲滅することも可能です。

・レベルアップにより、同じ詩魔法でも威力が変わってきます。

◆敵の中には前衛を通り越して、レーヴァテイルを直接攻撃してくるものもいます。
レーヴァテイルは攻撃を受けてしまうと、それまで貯めた詩魔法を消滅させてしまいます。
また、レーヴァテイルはとても儚い存在。
1度の攻撃で大ダメージを負ってしまいます。
1撃で倒れてしまうことも珍しくありません。

◆レーヴァテイルを直接攻撃するには、1ターンの溜めが必要です。
敵が溜め状態に入ったらすかさず、前衛でレーヴァテイルを守ります。
敵の溜め攻撃には、1人では守りきれない攻撃も存在します。
そんな時は人数を増やして、レーヴァテイルを守ります。

◆赤いマーカーの数は、レーヴァテイルを護るために必要な人数分発生します。
　一人で護ることが可能な攻撃から、三人で護らなくてはいけない攻撃までが存在します。

◆前衛の攻撃方法には、通常攻撃とスキル攻撃のふたつが存在します。
通常攻撃で敵を攻撃すると、アンビエンスフィールド（後述）に影響を与えます。
またスキル攻撃を選択すると、自分のHPを使用して敵に大きなダメージを与えます。
スキル攻撃は、ハーモニクスシステム（後述）に影響を与えます。
どちらで攻撃するかは、ユーザーの戦略に委ねられます。

◆アンビエンスフィールドとは、前衛が頑張って敵を攻撃する姿に心打たれたレーヴァテイルが、頑張って詩魔法の威力を増大させるというものです。
前衛の頑張りに応じて、詩魔法の攻撃力が増していきます。
前衛が敵の単体だけを攻撃している場合はその敵のみアンビエンスフィールドが増大し、まんべんなく攻撃しているときは、まんべんなくアンビエンスフィールドが増大していきます。

・最大レベル3まで存在します。

◆ハーモニクスとは前衛とレーヴァテイルが一緒になって、勝利というひとつの目的に向かって協力することで生まれる絆のようなものです。
レーヴァテイルが詩を謳い前衛がスキルで敵を攻撃すると、ハーモニクスゲージが増大しお互いのシンクロが発生していきます。
ハーモニクスゲージが増大しシンクロ率が高まると、詩の詠唱時間が短くなり前衛は攻撃力が増大していきます。

◆今まで説明したシステム以外でも、「アルトネリコ」の戦闘では気になる部分、個性が光る部分が存在します。