Flower Garden

今回は、私の家の花の写真を紹介しています。

ストック&アリッサム

ストック&アリッサム

背の高い方がストック、低い方がアリッサムです。(欠けてしまっていますが・・・)

<ストック>
アブラナ科ストック属(原産地:南ヨーロッパ)

一年草または多年草で茎は直立し、分岐するものと、一本立ちのものがあります。葉は全縁の長楕円形か倒披針形で、長さ10cm位、有毛のものと無毛のものがあります。花は頂生で総状に付き、蕚片、花弁は共に4個ですが、栽培される園芸種は、おしべ、めしべが花弁化した八重咲きの系統です。花は芳香があり、花色は白、桃、赤、藤、赤紫等あって、品種も多く、冬から春にかけて最も多く使われる花のひとつです。赤系統の茎の短いものは生け花、仏花等に使われ、白、桃、藤系統の大型のものは会場装飾やスタンド花、アレンジ、花束等に使われて、色の変化を楽しませてくれています。
anabull2.gif (133 バイト)花言葉は・・・「花屋さんの花 ポケット図鑑」版
・ストックのピンク(2月8日の誕生花):ふくよかな愛情
・ストックの紫(2月20日の誕生花):おおらかな愛情
anabull2.gif (133 バイト)花言葉は・・・「花づくり大百科」版
・ストックの白(12月21日の誕生花):思いやり
<アリッサム>
アブラナ科
用途:ロックガーデン、小鉢、プランター、花壇

【特徴と性質】
この属は約80種が知られていて、地中海沿岸からアルプス、コーカサス、イラン等に分布しています。一年草、二年草、または亜低木ですが、園芸的にはロックガーデンや平坦地で多年草として扱います。早春、よく分枝した枝先に多数の黄色い小花を散房または総状に付け、芳香を放ちます。最もよく知られているのは、英名で「ゴールドダスト」と呼ばれる黄色の「サクサティレ」です。園芸店でアリッサムと言って売られているものに「スイートアリッサム」がありますが、これはロブラリア属で別の属の草花です。
【種類と品種】
マケドニア原産の多年草「サクサティレ」には、レモン色の”キトリヌム”、矮性の”コンパクツム”、八重咲きの”フロレプレノ”、葉に斑が入る”ウェリエガタム”等があり、茎がつる状になる矮性の「スピノスム」には濃桃色の”ロセウム”があります。
【栽培のポイント】
通常3〜4月頃に種播きし、6〜7月に仮植えしますが、4〜5月に開花した株の種を6〜7月にとり播きしたり、挿し芽で増やすこともできます。播種用土は粗めの砂、バーミキュライト、水ごけ等を配合したものを用い、覆土はほとんどしません。定植は9〜10月または翌年の3〜4月に行います。土質は砂礫地が良く、日照の強い南面でよく育ちます。高温と湿気を嫌うので、排水には特に注意しましょう。

Line

上記の文章は
「花屋さんの花 ポケット図鑑」/鈴木昭著/主婦の友社刊
「花づくり大百科」/主婦の友社刊

を参照させていただきました。

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