私の家の花の写真を紹介しています。(写真のうつりが悪くてごめんなさい!)
ごめんなさい。資料がないです。
サクラソウ科
別名:カガリビバナ
園芸分類:秋植え球根(塊茎)
草丈:10〜40cm、幅10〜40cm
花期:10〜4月
植えつけ:9月中旬
花色:赤、白、ピンク、ライラック、紫
用途:鉢植え・コンテナ
原産地は主に地中海沿岸地域で、冬を代表する鉢花として人気があります。日光を好みますが、強い寒さや真夏の高温多湿な環境には弱く、15℃前後のやや肌寒い程度の気温を好みます。なお、暖地であれば、南向きのベランダなどでよく生長し、ミニ種は地植えも可能です。
【特徴と性質】
サクラソウとは花の形や草姿が随分異なりますが、れっきとしたサクラソウの仲間です。地中海沿岸の東部から北部の浅い山地の森林中に自生が見られます。原種は十数種があげられていますが、現在の園芸種はペルシクムが基本となっています。
野生種はいずれも耐寒性があり、関西地方では冬も戸外で充分越冬するほどですが、園芸種となったものはこのような耐寒性はありません。どの種類も地表近くに球形の茎を持ち、ここから多数の葉と花を出します。開花期は種類によって違いますが、原種は10月頃開花します。
開花後、花梗はゼンマイのようにクルクルと巻き、これがシクラメン(キクロス)の語源になっています。牧野富太郎博士によってカガリビバナ(篝火花)という和名がつけられ、また、その塊茎からブタノマンジュという名前もつけられましたが、いずれもほとんど使用されず、シクラメンが一般の通り名となっています。
昭和30年後半頃から飛躍的に品質が向上し、「冬の鉢花の女王」と言われるほどの立派な鉢花となりました。
【種類と品種】
園芸品種は大別して、在来系、パステル系、系、ミニ系に分けられます。
在来系の代表的なものは、赤の”バーバーク”、白の”ピュアホワイト”、フリンジで覆輪の”ビクトリア”などです。大輪なので、大鉢仕立てにすると見事です。
パステル系は”シューベルト””ベートーベン”など作曲家の名前のついた中大輪品種で、日本でも花弁に明紫色のハケ目が入る”あけぼの”が育種されました。
花色が明るく丈夫な品種は、オペラシリーズの”ロザモンド””ソフトピンクウイズアイ”、日本では”京”シリーズなどが販売されています。
原種の持つ可憐さや丈夫さを生かしたミニ系には、”ピッコロ””テーブルミニ”などがあります。
更に、世界初の黄花シクラメン”かぐや姫”、咲き進むにつれて花弁先端のピンクが濃くなる”ピアス”、花弁が白く縁取られる”パピヨン”などが誕生しています。
原種はいずれも小型の花ですが、山草的な味わいがあり、落葉樹の下植えとして群生させるとかなり見ごたえがあります。また、放っておいても毎年花を咲かせるほど丈夫です。ただ、わが国で入手できる原種はネアポリタナムくらいです。
【栽培のポイント】
シクラメンの栽培は、開花した株を購入することから始まるのが普通です。次のようなことに留意すると良いでしょう。
- 花の数は葉に比例して咲くので、葉がなるべく多いものを選びます。
- 株全体がよく締まっており、球根から沢山のつぼみが見られるものが良いでしょう。葉の大きさは問題ではありません。
- 下葉から綺麗に揃っているものが良く、立ち葉のものは密植された場合が多いものです。
- 花にシミができていたり、奇形花は病害虫の被害であることが多いので避けます。
- 植え鉢は小さめで、株とのバランスの良いものを選びます。大きすぎるものは根の張りの悪いことが多く、根腐れの原因になりやすいのです。
購入した鉢は、南面の日当たりの良い場所であれば問題なく育ちます。乾燥気味の方が病気の発生が少なく、株も締まります。室内では加温の必要はなく、夜温が5℃程度あれば充分です。暖房された室内ではむしろ乾燥の害の方が多いので、こまめに葉水をするなどの注意が必要です。
開花期間が長期にわたるので、開花中の追肥は必要で、月2回くらい薄めの液肥を施します。開花を過ぎた花は見苦しいうえ、結実によって株を弱らせるので、引き抜いて処分します
《翌年も同じ株で咲かせるには?》 |
購入時のような立派な花を咲かせるには、かなりの技術が必要で、夏の間のこまめな管理も必要です。方法としては、株を完全に休眠させて秋から再び葉を出させる方法と、夏も休眠させずに葉を保ち、秋涼しくなってから再び生育を開始させる方法があります。 夏の暑さにかなり弱いので、相当こまめに手入れをしても枯れてしまうことが多く、一年草の鉢花と考えた方が気楽に楽しめます。しかし、うまく夏越しできた場合、去年にも増して多くの花がつき、一度に100輪以上の花が咲くとなれば、やってみる価値はあります。 |
《花と葉がぐったりしてしまった。枯れてしまったの?》 |
水やりを忘れるとすぐに花や葉がぐったりしてしまいます。こんな時は、鉢を花や葉ごと新聞紙でくるみ、バケツに鉢を入れて水を半分くらい入れ、半日ほど鉢底をつけておくと元に戻ります。水は頻繁に与えるのはよくありませんが、2〜3日に1回は与えて下さい。 |
花言葉は・・・「花づくり大百科」版
・白(1月7日の誕生花):清純・思慮深い
・ピンク(2月4日の誕生花):内気
・赤(12月8日の誕生花):はにかみ上記の文章は
「花づくり大百科」/主婦の友社刊
「すてきな フラワーガーデン」/主婦の友社刊
を参照させていただきました。