内裏
大内裏の内側に、宮門に囲まれて別に一郭を成す所で、天皇が日常居住する場所を内裏と言っていました。 清涼殿は天皇の日常の御座所で、母屋に昼御座ひるのおまし・夜御殿よるのおとどなどがあります。 四方拝しほうはい・除目じもくなどの諸公事をここで行いました。 東庭に河竹かわたけ・呉竹くれたけがあります。 清涼殿の後方には宮中の后妃・女官が居住する殿舎があり、この七殿五舎を総称して後宮と言っていました。
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