マンダリア平原


ラムザ達はマンダリア平原へとさしかかっていた。
白い石灰岩がまるで獣の牙のようにあちこちに張り出しているのが見える。
別名、『獣が原』とも呼ばれている場所である。
盗賊1 「こいつ、まだ息があるようだぜ。どうする?」
盗賊2 「分かりきった質問をするな。公爵さえ手に入ればいいんだ。」
盗賊1 「そうだったな。」
「小僧、恨むならてめぇの運命を恨むんだぜ。」
盗賊2 「・・・ん?しまった、北天騎士団のやつらだッ!」
剣士ディリータ 「骸旅団の連中か?誰か襲われているようだな・・・?」
剣士ラムザ 「北天騎士団の名誉を傷つけてはならない!彼を助けるのが先決だ!」
ディリータが盗賊に向かって投石する。
剣士アルガス 「・・・援軍か?た、助かった。」
ラムザが自らにエールを送る。
ラムザのスピードが上がる。
ゴルドンが敵見習い戦士を倒す。
ラムザはゴルドンにもエールを送る。
ゴルドンのスピードもアップする。
ホィットマンがアルガスの傷をポーションで回復する。
ディロンが敵見習い戦士を倒す。
ホィットマンがレッドパンサーに投石攻撃する。
ディリータもレッドパンサーに投石する。
ゴルドンはディリータの傷をポーションで癒すと、レッドパンサーにとどめをさす。
ラムザがホィットマンにエールを送る。
アリガスが敵シーフに投石する。
ホィットマンがディロンの傷をポーションで回復する。
ディリータが敵シーフを倒す。
ラムザが宝箱から服を手に入れる。
ディリータが体当たりを仕掛け、敵の最後の一人のシーフを倒した。
剣士ラムザ 「大丈夫か?」
剣士アルガス 「何とかな・・・。しかし、侯爵様が・・・・・・。」
剣士ラムザ 「侯爵?ランベリーの領主、エルムドア候のことか?」
剣士アルガス 「ああ、そうだ。お前らは・・・・・・?」
剣士ラムザ 「僕らはガリランド士官アカデミーの士官候補生だ。」
「君の力になれると思うよ。詳しく話を聞かせてくれ。」
ラムザ達は更に700GILとポーション2つを手に入れた。

剣士アルガス 「オレはアルガス・・・。ランベリー近衛騎士団の騎士・・・だ。」
剣士ディリータ 「騎士・・・?」
剣士アルガス 「・・・いや、騎士見習いさ。何だよ、お前らだって一緒じゃねぇか。」
剣士ラムザ 「僕はラムザ・ベオルブ。こっちは親友のディリータだ。」
ディリータが頷く。
剣士アルガス 「ベオルブって・・・・・・あの北天騎士団のベオルブ家か?」
「そいつはすごい!何てラッキーなんだ、オレは。」
剣士ラムザ 「???」
アルガスがラムザの手を取る。
剣士アルガス 「お願いだ。侯爵様を助けるため北天騎士団の力を貸してくれ!」
剣士ディリータ 「どういうことだ?」
剣士アルガス 「侯爵様はまだ生きている!やつらに誘拐されたんだ!」
「早く手を打たないと侯爵様がやつらに殺されちまう!そうなったら、オレは一体・・・。」
アルガスが再びラムザの手を握る。
剣士アルガス 「だから、頼む!手を貸してくれ!お願いだ!!」
剣士ディリータ 「まあ、落ちつけよ。死ぬと決まったわけじゃないだろ?」
「骸旅団だって、誘拐したからには何か狙いがあるはずだ。何かの要求があったかもな。」
剣士ラムザ 「それに僕らだけじゃどうしようもないよ。」
「大体、エルムドア候が誘拐されたんだ。イグーロスじゃ今頃、大騒ぎだよ。きっと。」
剣士ディリータ 「まずは、イグーロスへ行き報告するのが先決だ。」
剣士アルガス 「分かった。そうしよう。」

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