単皮鼓タンピィグゥ


打楽器です。”小鼓シャオグゥ”、”板鼓バングゥ”とも呼ばれます。
直径約25cmで、片面にだけ皮を張ってあるので”単皮”と呼ばれます。
皮はブタかウシです。
竹製のバチ(”鼓簽グゥチェン”)で打ち、硬く鋭い響きを持ちます。
2本のバチで打つこともあれば、右手で1本バチを扱い、左手では”バン”を鳴らすこともあります。
この単皮鼓と板を合わせて”鼓板グゥバン”と呼び習わしますが、楽隊の指揮者であり、芝居の進行を把握して演者との間をとりもつ重要な地位を担う”司鼓スゥグゥ”(”鼓師グゥシー”)が受け持つのがこの”鼓板”なのです。

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