スオナスオナ


管楽器で、ペルシア語surnaの訳音です。
金元代にペルシア・アラビア一帯から伝わりました。
”侵子””木管””碗子”の三部分からなります。
侵子はひょうたんに似た形で、リードを取り付けて音を出します。
円錐型の木管には前に7つ、後ろに1つ穴があります。
碗子は銅製で、拡声の作用をします。
鋭くはっきりした音で、出兵、宴会、祝い事などのシーンに用いる他、伴奏も務めます。
大きさによって呼称が色々ありますが、長さが18cm以下のものは”海笛”あるいは”小スオナ”と言い、武戯の中の昆曲の伴奏をします。

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