大鑼タアルオ小鑼シャオルオ


打楽器で銅鑼の一種です。
直径約30cm(大鑼。京劇で使うものは”京鑼チンルオ”とも言い小さめ)または20数cm(小鑼)の円形になります。
大鑼は左手に持ち手を持って垂直に垂らし、右手にバチを持って布を巻いた部分で中心部や端を打って音を出します。
高くはっきりとした音です。
武将は身分の高い人物の登退場や戦争、あるいはストーリーの急展開などのシーンで使われます。
小鑼は左の親指と人差し指で端をつまんで持ち、右手に長さ17cmくらいの竹の板を持って、板の尖った部分で中心部や端を打ちます。
明るい音です。
文人や女性、滑稽な人物の登退場や演技上のしぐさに合わせて用います。

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