三弦サンシェン


秦代に起源を持つ弦楽器です。
棹は約97cmで、胴は丸みのある四角形です。
京劇に使う物は” 小三弦シァオサンシェン”” 南弦子ナンシェンズ”とも呼ばれます。
16世紀に琉球を経て日本にも伝来したと言われます。

三味線の音の口真似を日本では「口三味線」と言いチントンシャン、チリツテチンと言って浄瑠璃や舞踊のお稽古に使います。
中国では同じようなことを指して” 鑼鼓経ルオグウチン”と言います。
打楽器を真似たツァンツェツァンツェという先生の声に合わせて、立ち稽古をするのです。

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