星座早見盤
いついつの何時頃、そこの方向に、そんな星座が見えるか、一目で分かる便利な道具が星座早見盤です。あまり暗い星までは記されていませんが、おおよその星座の形は探し出すことができます。単に現在の星空を求めるだけではなく、その星座がそれくらいの間空に見えているか、見やすい位置に来るのはいつ頃か、と言った様々な用途があります。使い方は、外側の日付の目盛りに内側の時間の目盛りを合わせるといった、簡単なものです。ただ星座早見盤は、空にかざして見るように作ってありますので、そこに記されている東西方向は、机の上で見ると逆になります。
また、丸い空を平らな紙に描くため、星座早見盤は少し歪んでいます。特に南の空(南半球では北の空)の星座の歪みが大きいので、注意して下さい。
実際は緯度によって見える星座が少しずつ異なるため、赤道地帯では赤道用の、南半球では南半球用の星座早見盤が、必要です。