小田原城と北條五代祭り


関東の名城、小田原城です。比較的近いこともあって、4〜5回は行ったことがあります。

この写真は毎年5月の連休に開催される「北條五代祭り」の時のものです。

小田原城

小田原城は1495年(明応4年)に大森氏の城を後北条氏の祖、伊勢宗瑞(北条早雲)が攻略して本城としたものです。それ以降、扇谷・山内両上杉氏の内紛に乗じて相模・武蔵に進出。後北条氏は5代にわたって栄えたのです。
1584年(天正12年)頃以降は、羽柴秀吉の来襲に備えて、城下町をすっぽりと包み込む12km以上にわたる空掘と土塁、部分的に石垣を組んだ累壁のめぐる城郭都市になりました。戦国時代には日本最大の城郭であったそうです。
1590年(天正18年)、石垣山に一夜城を構えた秀吉が水陸合わせ25万の兵で小田原城を包囲し、開城させましたが、包囲戦では、一兵たりとも城内に入り込むことができなかったといいます。
徳川政権になると、小田原城は東海道の関東への出入り口を押さえる大事な城になりました。そこで大久保忠隣を城主とし、八幡山にあった本丸を、現在天守が復元されている低い丘に移し、幕府直轄の城としました。

上記の文章は

日本史小事典(文英堂)
日本の城/西ヶ谷恭弘著(主婦の友社)

を参照させて頂きました。

 北條五代祭りより、鉄砲隊です。

鉄砲隊

北條五代祭りの武者行列の様子です。

武者行列

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