イリスのアトリエ・エターナルマナ2
システム
2つの世界。 2人の錬金術士。 平行に物語を進めていくデュアルシナリオ! 本作品「イリスのアトリエ エターナルマナ2」の最大の特徴ともいえる「デュアルシナリオ」。二人の主人公がそれぞれの世界でそれぞれの役割を分担します。 ストーリーは章分けされ、プレイヤーは二人の主人公を任意に切り替えて物語を進めていきます。 いわばザッピングシステムと類似したシステムですが、ザッピングと異なる点は、メインとなる主人公が章ごとに設定されている点です。 プレーヤーにはメインとなる主人公がはっきりしているため、ザッピングシステムで引き起こしがちな複雑で難解な物語展開はありません。 RPGならではの分かりやすく爽快なストーリー展開が楽しめます。 しかし、章によってはもう一方の主人公に切り替えて物語を進める必要がある場合があります。 主にフェルト編の場合がそれです。 ベルクハイデのダンジョンマップはアイテムを駆使して進んでいくことになります。 そのためにはまだ所有していないアイテムが必要になったりする場合もあります。 そんな時はフェルトが手に入れたレシピや材料をヴィーゼが調合し、それをフェルトが使用してダンジョンを進むという流れができます。 また、主人公を切り替えることによって謎であった部分が別の視点から明らかになったりする 場合もあります。 いわば「デュアルシナリオ」とは、ザッピングシステムのおいしいところを取り入れ、複雑でわかりにくいなどといったRPGにとってマイナスな点を排除した錬金術RPG用システムといえます。 |
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暖かな世界観と個性豊かなキャラ。 描かれる、お互いを想う“絆”の物語―。 アトリエシリーズならではの手書き水彩調イメージの背景に、細やかに描かれたキャラクター達。 プレイしながら和んでしまうような暖かな世界観を作り出しています。 そんな世界で紡がれる… “遠く離れた世界でお互いを想い行動する「少年」と「少女」の物語” フェルトはヴィーゼのために。 ヴィーゼはフェルトのために。 信じあうこと、思いやること、行動すること―。 帝国と解放軍との闘いや錬金術という学問を通し2人の真摯な姿が世界をも変えていく。 そんな感動的な物語となっています。 |
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知恵とアイテムを駆使せよ! ギミック豊かなフィールドダンジョン。 ダンジョンなどのフィールドは、知恵とアイテムを駆使して進んでいきます。 例)硬い岩があって進めない場所も「メガフラム」という爆弾アイテムを調合することで進めるようになります。 |
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より創り出している気分。 研究感覚が強く味わえるアイテム調合。 アトリエシリーズといえばアイテム調合。 アイテム調合とは、複数のアイテムから錬金システムを使ってまったく新しいアイテムを創り出すことです。 本作品「イリスのアトリエ エターナルマナ2」でもアイテム調合は健在です。 本作品のアイテム調合では、ユーディ・ヴィオラートのアトリエで高い評価を得ていた「アイテムの従属効果」が追加されました。 従属効果とは調合の材料となるアイテムについた属性のようなものです。 よりよい属性を持ったアイテムを材料とすることで、同じアイテムを調合しても威力がちがったりご褒美効果があったりと様々です。 この従属効果は実際に戦闘で役に立つものからどうでもいいものまで千差万別。 アイテム調合に深みを出してくれます。 また、その従属効果はそのアイテムを材料として次の調合を行った際に、新しく調合したアイテムに遺伝されます。 加えて品質の概念も存在し、同じひとつのアイテムを調合しても、人によって効果や威力の異なる、その人オリジナルのアイテムが創り出されます。 アトリエシリーズらしい、いつまでも遊べるシステムとなっています。 マナを使用したマナアイテムというものもあります。 一度作ったマナアイテムは源素を使用することで簡単に複製することができます。 複製した場合は複製の元となったアイテムの従属効果が反映されます。 |
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作る楽しみが味わえる!! 【アイテム調合】 極めようと思えばトコトンまでやり込める従属効果をはじめ、アイテムを調合した後に発生するちょっとした寸劇も見逃しません。 更にヴィーゼの作るアイテムは戦闘で役に立つものもあり、ベルクハイデで戦うフェルトの心強い助けになります。 回復力増加の従属効果を極限まで鍛えた「りヒュールリヒト」。 ただでさえ回復量の大きい回復剤が従属効果で最強の回復力を誇ります。 リヒュールリヒトの材料となるアイテムの調合から回復力増加の従属効果を持つ材料を厳選して使用して、コツコツと積み上げます。 |
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自分の武器は自分で強化。 アイテム調合との相乗効果で奥深い武器調合。 フェルトは武器の調合を担当します。 パーティーの武器はフェルトが調合することによって強化されます。 武器の調合にはヴィーゼが調合したアイテムが必要になり、アイテムと武器を掛け合わせることによって強化します。 ヴィーゼが調合したアイテムには上記で述べたような従属効果がついています。 ということは、フェルトがそのアイテムを使用して武器調合を行えば、従属効果のついた強力な武器ができるということです。 例)アゾット剣とフラム(従属効果:攻撃力+2)を武器調合して『炎のアゾット』(攻撃力+2)ができる 武器の進化は1パターンだけではありません。 色々なアイテムを一緒に調合することで様々な樹形パターンで強化されます。 |
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スピーディーに、爽快に。 生まれ変わったバトルシステム。 今作品では、前作で採用したCTB(コストターンバトル)というシステムを更に発展させ、ACTB(アクティブコストタイムバトル)というシステムを採用しました。 このACTBでは、ターンという概念をなくし、敵味方が入り乱れて攻撃するシステムです。 選択した行動や素早さによってキャラクターの速度を早めたり遅くさせたりすることができます。 アクティビティが上がり、より戦略が効果を奏するようになります。 そして、そのことによってスピーディで爽快なバトルを楽しむことができます。 |
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爽快感溢れる戦闘が気持ちいい!! 【ACTB(アクティブコストバトル)】 シークレットファクターの登場で一気に遊び方に幅が出来たイリス2の戦闘。 効率良くキャラクターを育てるためにはどうしてもチェーンコンボが必要になりますが、チェーンコンボを長くつなげるにはブレイク攻撃を多様しなくてはいけません。 でもブレイク攻撃ばかりに頼るとスキルゲージはなかなか溜まらず、大技スキルは使えません。 コツコツと育成に努めるのか、それともスキルを連発してさくっと戦闘を終わらせるのか、単純なザコ戦闘でも悩むところです。 |
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コンセプトは爽快感。 コンボを極めるブレイクシステム。 今作では、通常の攻撃のほかに敵の行動を遅らせるブレイク攻撃というものがあります。 ブレイク攻撃を仕掛けると、まれに敵がブレイク状態になることがあります。 ブレイク状態の敵に攻撃を加えるとチェーンコンボがつながります。 それがブレイクシステムです。 ブレイクシステムによって、今までにない“炸裂爽快感”を体感することができます。 |
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集めたアイテムや物語の設定は図鑑で確認 眺めて楽しい図鑑システム。 調合したアイテムや集めたアイテム。 それに付随する従属効果などは、この図鑑を読めば詳しく記載されています。 この図鑑はメニューからいつでも呼び出すことができるので、プレイ中のちょっとした息抜きなどにちょうど良いのです。 また、完成度なども表示されるので、自分のコレクションを眺めてウットリすることもできるし、コンプリートまであといくつ必要なのかがひと目で分かります。 まさにコレクター必須の機能といえます。 |
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ゲーム中に集めたアイテムや図鑑で確認できるものは下記の通りです。 ・メッセージ ・アイテム ・スキル ・モンスター ・人物 ・従属効果 ★メッセージ 物語中、図鑑を通して主人公同士がやり取りしている日記を確認することができます。 この機能はゲームの履歴も兼ねていて、どこまでプレイして今度は何をすればよいかがわかるようになっています。 ★アイテム ユーズアイテム、調合アイテム、アクセサリーに採取アイテムといった様々なアイテムの詳細を確認することができます。 装備して憶えるスキルやそのアイテムに付属している従属効果なども確認できます。 ★スキル 今までに習得したスキルや習得中のスキルを確認することができます。 スキルの詳細も記載されています。 ★モンスター 今までに遭遇したモンスターの情報を見ることができます。 説明だけでなく、取得できる経験値やお金、LIFEポイントにどんなアイテムを落とすか、などの情報も知ることができます。 ★人物 ゲーム中に登場した人物の説明を読むことができます。 ★効果 それまでにアイテム調合などで発見した従属効果が確認できます。 |
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□1.エンカウントゲージ イリス2では、フィールド上を歩いているときに敵と遭遇することで戦闘に突入します。 敵の出現数や出現率を視覚的に分かりやすくしたものがこの「エンカウントゲージ」です。 また、フィールドごとに敵の総出現数が設定されていて、同じエリアで何度も戦闘を繰り返していると、敵が全滅状態になり、出現しなくなります。 □2.レーダー 青から緑、黄色、赤と順に変化していき、敵の遭遇率が視覚的に分かるようになっています。 □3.敵の総出現数 空になると、全滅状態となり、敵が出現しなくなります。 |
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□1.アイテムの共有。 シェアドリングの秘密を解き明かすことで、フェルトとヴィーゼの間でアイテムの共有が始まります。 □2.主人公の切替 主人公の切替はセーブポイントで行います。 日記帳にアクセスすると右のような画面が表示され、そこで「主人公の切替」を選択することで切り替わります。 どちらがメインの主人公かわからなくなってしまった場合はセーブ・ロード画面で確認できます。 |
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□1.こんなときに主人公切替 必要なアイテムが足りなくて先に進めない。 そんな場合はヴィーゼに切り替えてアイテムを調合。 アイテムが完成したら再びフェルトに切り替えて障害を取り除きましょう。 |
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□1.イニシャライズ 実際に効果があって戦闘やフィールドなどで使用することのできるアイテムは、ヴィーゼがアイテム調合を行った直後に「イニシャライズ」というイベントを行います。 イニシャライズしたアイテムは、その後、源素を使用していつでも簡単にそのアイテムを複製することが出来るようになります。 イニシャライズできるアイテムは使用できるアイテムに限られます。 イニシャライズしてしまえば、アイテムは源素で簡単に複製できます。 頻繁に使用するアイテムはわざわざ材料を集めて調合しなくてもOK。 イニシャライズしたアイテムはフェルトでも源素で複製することができます。 |
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□1.アイテム調合の流れ まずはレシピをゲット! アイテム調合をするにはそのアイテムの作り方(レシピ)が必要になります。 レシピの入手方法は下記の通りです。 ☆イベントで手に入れる。☆ ☆宝箱などから入手する。☆ ☆ショップで購入する。 ☆ レシピを手に入れたら、次に材料となるアイテムを用意します。 材料の確認はヴィーゼの工房で行うことができます。 錬金釜にアクセスし、○ボタンを押すことで調合画面が表示されます。 調合したいアイテムを選択すると、その調合に必要な材料が表示されます。 <<ここでポイント!>> まだ、材料を入手していない場合はカードが点滅して教えてくれます。 マナがいないときはマナが点滅、その場合はマナと契約する必要があります。 レシピを手に入れ、材料がそろったらいよいよアイテム調合です。 ヴィーゼの工房の錬金釜にアクセスして○ボタン。 出てきたメニューから調合したいアイテムを選択します。 ●材料の入れ替え 調合するアイテムを決定します。 材料となる、アイテムにはそれぞれ違った従属効果や品質があるので、ここでアイテムの個性が決まります。 レシピからメテオールを調合してみましょう! (エアロライト)+(国宝虫の糸)+(錬金銅のメダル)=(メテオール) ↓ ●入れ替える材料を選択 入れ替えるアイテムによっては出来上がるアイテムが変わります。 エアロライトをクヴェックアンクに入れ替えてみました。 ↓ ●調合中 ↓ ●完 成 アイテムが『メテオール』から『アイスコメート』に変化しました。 <<ここでポイント!>> 従属効果の入れ替えは、すでに一度アイテム調合している場合、完成後に、従属効果を更新する画面が出てきます。 以前に調合した方が良かった場合はそのまま、新しい調合の方がよかった更新すると、それまで貯蓄していたアイテムにまで従属効果が反映されます。 |
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□2.マナ調合の流れ 源素からアイテムを創りだすマナ調合は今作でも健在です。 ただし、今作でのマナ調合は、『イニシャライズ』したアイテムに限ってマナ調合が可能です。 マナ調合はフェルトとヴィーゼ、どちらも可能です。 マナ調合する際にはその源素を司るマナとの契約が必要になります。 ●メニュー画面から、マナ調合を選択。 アイテムによっては複数の源素が必要になるものがあります。 『地球儀』をマナ調合してみましょう! ↓ ●数量を決定。 『地球儀』をマナ調合するためには、岩素が必要。 ↓ ●調合中 ↓ ●完 成 『地球儀』が完成しました。 <<ここがポイント!>> 源素はフェルトとヴィーゼが集めることになります。 主な入手方法は下記の場合になります。 ☆フィールドのオブジェクトを源素還元する☆ ☆戦闘中に敵を源素還元する(フェルトがとどめをさす)☆ |
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□3.武器調合の流れ フェルトの錬金術士としての最大の見せ場は武器調合です。 武器調合は元となる武器に、ヴィーゼの調合したアイテムを掛け合わせることによって行います。 ヴィーゼで強力なアイテムを調合しておけば、フェルトたちベルクハイデで戦うメンバーが強い武器で戦えるので楽になります。 ●樹形図から調合する武器を選択 武器の進化は1パターンだけではありません。 しかし前の武器に戻すこともできるので、時には用途によって使い分けるのが便利になるかもしれません。 フィーの武器を強化してみましょう。 『夜行草』と金のマナ『ツヴェルク』で『夜鳴きの鎌』を武器調合します。 ↓ ●武器調合を行うか確認。 従属効果が表示されます。 今回の武器調合には『魔法力増加+2』が従属されます。 ↓ ●調合中 ↓ ●完 成 『夜鳴きの鎌』ができました。 <<ここがポイント!>> フェルトの武器調合は物語が進んでくると、ある人物によって教えてもらえます。 ヴィーゼで調合を頑張ると従属効果が沢山。 しかし保持される従属公開は4つだけなのです。 残念。 |
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思い思いのキャラクターを育てていくのが楽しい!! 【シークレットファクター】 このシステムこそがRPGとして、ゲームの根幹に関わる重要なシステムなのです。 では、このシークレットファクターがゲームの面白さをどのように左右するのかをご紹介します。 ●アイテム調合が鍵となる、幅広いキャラクター育成。 ばらばらのゲームシステムがバランスよく融合。 シークレットファクターが導入された結果、一見、バラバラな要素を持つゲームシステムが程よく融合するようになりました。 ・アイテムを作るためにレシピや材料を求めてフィールドを歩き回る。 必要に応じて主人公を切替。 ・アイテムを作って装備 ・スキルを憶えてキャラが強くなる。 ・スキルを憶えるために戦闘。 効率よく育成するためにブレイクを狙う。 ●思い思いのキャラクターを育て上げられる。 強くなっていく過程が楽しめる。 さくさくと快適にゲームを進められる。 |
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やりこめばこんなにすごい従属効果 ヴィーゼのアイテム調合の際に、非常に大きな役割をもつ従属効果。 この従属効果には様々なものが存在し、場合によってはものすごくフェルトの役に立ってしまうものも存在します。 ●アクセサリーにもヴィーゼが調合するアイテムには従属効果が付いてきます。 それを利用するとただのアクセサリーがものすごい装備アクセサリーに変身。 ・普通に調合した銀糸の鎧→これといってすごい効果があるわけではありません。 ・こちらは従属効果を極めたもの→同じアイテムでもこんなに違います。 ●出来上がったアイテムの効果の違いは、アイテム調合する際に材料となるアイテムを変更することで決まります。 ・従属効果を確認しながら材料を厳選→採取したアイテムには従属効果が1つしかありませんが、時には調合したアイテムを材料として選ぶことができます。 その時点で最大4つの従属効果が付いてきます。 ・同じ効果をもつ従属効果がある場合、融合されてより効果の大きいものに生まれ変わります。 ●従属効果を極めると、アイテムの効力範囲が変わるものもあります。 ・「プライズシャワー」は敵1体をアイテムに変えてしまうアイテムですが、調合を繰り返すと敵全体に効果を及ぼす強力なアイテムに生まれ変わります。 「プライズシャワー」に従属効果『効果範囲全体』が付くことで、全体攻撃できるアイテムになります。 ・従来の「プライズシャワー」→敵単体にしか効果がありません。 ・全体範囲の「プライズシャワー」→敵全体に効果があります。 ●武器調合もまた然り。武器につくことで初めて効果のあらわれる従属効果も存在します。 上手にアイテム調合すれば、フェルトの戦闘はサクサク進めるほど強力になってきます。 他にも攻撃回数を増やす従属効果なども存在します。 |
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2005年6月17日更新