唐衣・裳


唐衣からぎぬは内裏に仕える女房達の装束であり、天皇の前に伺候しこうする時には必ず着用しました。
またその際には、衵扇あこめおうぎ畳紙たとうがみを所持しました。
唐衣は局に下がっている時などには略すこともありますが、晴の装束の印である裳は必ず着けていました。
唐衣・裳姿といえば十二単のことです。
以下は十二単の着付けの様子です。
2人がかりで着付けます。
モデルは私ですが、顔をぼかしてあるので不気味なのはご容赦を。(笑)
ちなみに十二単は京都の西陣織会館で着付けをしてもらうことができます。
長いよー
袴は長いため、走ったりなんてとてもじゃないですができません。
「殿中でござる」状態です。(笑)
単
写真では分かりませんが、後ろにもう1人います。
袿(五衣)

着付けの時は着せてもらう側も手を動かします

どんどん重ねていきます

打衣

足元を見ているとひし餅を思い出しませんか?

かなり重なってきました

表着

完成!
一番上に唐衣を着ます。
お雛様風(笑)
重さが20Kgくらいあるらしいので、座っていると重心が後ろに・・・。
直されました。


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