こぐま座

尻尾の先に北極星を持ち1年中見ることができます

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※あまりうまく描けなかったので、下の図は正確ではありませんが、参考にはなると思います。

こぐま座

北の空に輝く星座です。おおぐま座の隣りにあり、星々の並びはおおぐま座の北斗七星とそっくりです。そのため、おおぐま座に対してこぐま座と名付けられたのでしょう。
ギリシャ神話によるとこぐま座は、おおぐま座となったニンフ、カリストの息子アルカスの姿だと言われています。
こぐま座の尻尾に輝く尾は、有名な北極星です。夜空の星々は皆、時間や季節と共に位置を変えますが、この北極星だけは常に真北の空にあって動きません。北極星は方位磁石のように、北の方向を教えてくれる星なのです。

北斗七星を目標に探してみましょう。フライパンの先にある2つの星を結んで、2星の間隔の5倍、フライパンの向いている方へ伸ばします。北斗七星の星々と同じくらいの明るさの星が1つぽつんと輝いているのを、見つけられると思います。これが北極星です。北極星は柄の端にあたり、ここから北斗七星の柄の方向に向かって7つの星がフライパンの形に並んでいるのが、こぐま座です。フライパン本体が小熊の胴体で、柄の部分が尻尾を形作っています。

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