Piariからのメール
Piariです。
旅に出してくれてありがとう!!
出発の準備が出来ましたらまたメールしまーす。
Piariです。
それでは、今回の旅の目的を発表したいと思います!!
今回は秘密の重要な使命をおびた旅となりました!!

テグレットの野手さん
http://www.teglet.co.jp/jpn/chietyan/notetyan.htm
の憧れの人、田中先生を探すようにお願いされました!!
一肌脱ごうって寸法です。
田中先生とは、都内の某音楽学院のヴァイオリン教室の先生さんだった方なのですが、野手さんが生徒になったおかげで何やら「思うところ」があり三年前にドイツに旅だったきり、行
方知れずになってしまったのだそうです。
実は田中先生に限らず、どういうわけか、野手さんの先生になった方は皆外国に旅立つという噂もあるようですが・・・
M先生なんて「着いたら絵はがき送るからね」といってくれていたのに・・・
・・・なしのつぶてだそうです(^_^;)
どうしてかは、私の口からは語り難いものがありますが・・・

まぁそれはさておき・・・(^^ゞ画像は手がかりの写真です。
なにやら、刑事屋さんかスパイ屋さんになった気分ですが、なんたって美穂の旅の開発者である、野手さんのためです!!
決して「旅費は使いたい放題、食べ放題、どこへ行ってもよい」・・・ってのにつられた、わけではないんですよ(^_^;)
張り切って出発したいと思います。
こんにちわっPiariでっす
・・・ドイツ風に言ってるつもり(^_^;)
ドイツはケルンへとやって来ました。

なんでも田中先生の留学した音楽学校がケルンにあるそうなので、まず「大元」へ情報収集にやって来たというわけです。
事前に聞いたお話では、ケルンには音楽学校は一つしかない(筈)との話です。
そこへ行って、日本からのヴァイオリンの留学生について情報を集めれば、手がかりが得られるという寸法です(^_^)
楽勝楽勝!!・・・の予定・・・(^_^;)
では、行ってきまーす。
聞いてください!!
音楽学校を訪ねたところ、なんと学長さんが愛想よく対応してくださって、初めのうちはお互いに敬愛していることが解ったドビュッシーの作品の話なぞで盛り上がったりしつつ、田中
先生の「生徒」ぶりの興味深いお話しなどもしてくださり、いよいよ、こちらを卒業後の進路を伺おうとした際に、ふと野手さんの話題が出たとたんに・・・
・・・突然愛想のよかった学長さんの顔が引きつり・・・
「そ・そう言ったことは話せない、こ・こには居なかったことにしてくださいと言われているのだ・・・いや、居なかったのです」
・・・と、訳の解らないお話になりました。
唖然とするPiari
が、 もう取りつく島もありません。
塩持て追われる状態で泥棒猫を追っ払うがごとくたたき出されれてしまいました(;_;)
ま、ともかく自棄酒にケルシュ(ケルンの地ビール)でも飲みつつ、今後の作戦を考えることに致します。 
苦みの強いこのビールは今の気分にピッタリです(苦笑)
おはようございます。自棄酒飲み過ぎてまだ頭が痛い(^_^;)Piariです。

さて、昨日のお話を復習すると、「田中先生は確かに当地にいらした。
でも、居なかったことにしてくれ」(苦笑)
・・・ということで、安易に学校から芋蔓式に辿っていくという方法は通用しないこととなりました。
やっぱ、刑事は足で稼ぐものです<何時から刑事さんになったんだか(^_^;)
ということで、手がかりの写真を持って町中の聞き込み捜査に出たいと思います。!
綺羅さん、刑事は足だよ(笑)
てーことで、「音楽の世界は狭い筈と」見当をつけオペラハウスの周りで聞き込み捜査をすること3時間・・・

あっけなく田中先生の足どりがつかめました!!
田中先生は結構な有名人だったようです(^_^)

なんでも1年ほど前にアムステルダムで見かけたとの情報です!!
さっそくアムステルダムに向かいます。
・・・ってなんかさっきから黒ずくめの人が一人つけてきているような気がするんですが・・・気のせいかな?
列車で約3時間オランダはアムステルダムへとやって来ました!!
ちなみに、正式な国名はNederlandで「低い土地」という意味なんだとか・・・。
運河と橋の町!!という感じです。
かかる橋の数は600を越えるそうです。
運河の水は人口地盤に構築されている町の地盤の浮き沈みのコントロールにも一役かっているとか・・・
この町は、殆ど人口地盤の上に構築されているのだそうです。
「世界は神によって作られたが、オランダはオランダ人によって作られた」のだという自慢話もダテではないようです。
なかなかか素晴らしいのでありますが、駐車場も当然川岸にあるので、車がポッちゃんポッちゃんするので、保険会社さんが、ガードレールを作ったとか(苦笑)面白いですね。
さてと、とりあえず今日のところは名物のニシン料理でも頂きつつ、宿の確保をせねば・・・。
おはようございます。
綺羅です。今日も張りきっていきたいと思います。
写真は運河に浮かぶハウスボートです。
アムステルダムの住宅事情はさすがに厳しいらしく、運河に浮かぶハウスボートもれっきとした家屋です。
なんでも約1000「軒」あるとか・・・
内部は、電気、ガスはもちろん水道、電話も完備、インテリアも素晴らしいとか(^_^;)
・・・って、借地代ならぬ借水代を払うのだそうですが・・・

さて、田中先生の手がかりですが、なんといっても、当地アムステルダムは、世界屈指のオーケストラ、コンセルト・ヘボー管弦楽団の本拠地でもあるCONCERTGEBOUWがあるところです。
手がかりが無いわけがありません(笑)
ということで、CONCERTGEBOUWの周りで聞き込み捜査開始です。
ちなみに建物は1888年建立ということ。
行方不明の田中先生の情報を得るべく、「音楽家」に縁がありそうなCONCERTGEBOUWの周辺で聞き込み捜査です(^_^;)
音楽の好きな人に悪い人はいないのか、世界は一家皆兄弟という感じで皆さん親切・・・って、音楽好きに限らず、実はオランダの人たちは「旅人」には歴史的経緯から大変に親切な国民性を持つのだそうです。
さすがにダテにワーグナーさんの楽曲のごとく「さまよえるオランダ人」をやっていた訳ではないのでありまするね。
外へと向かうのと同時に外からのものを、受け入れることも忘れなかったのだということなのでしょう。
観光客や外国企業の進出を歓迎するのは政府の施策でも、あるということです。
で、意外とあっけなく情報は収集できました、1年ほど前に当地に来た田中先生。
半年ほどこちらにいらしたようです。
その後の足どりもなんとなく解りました。
段々と獲物に近付いて来ているようです\(^_^)/

ということで、あっけなく任務を果たしたので・・・
・・・って、まだ、足どりをつかんだだけですが・・・(^^ゞ
せっかくアムステルダムへ来たのですから、市電に乗ったり、タクシーに乗ったりと動けるだけ動いて見たいと思います(^_^;)
こんばんはPiariです。
あっけなく足どりは判明したので残りの時間は見物にしました(^_^;)
「レンブラントの家」やら、市立美術館やら海洋博物館やらの見物もしてきました。
Piariも少しは芸術に造詣が深くなったかも(^_^;)
・・・って黒ずくめのつけているお方が二人になったような気がするんですが・・・気のせいかな・・・(^_^;)
写真はせっかくオランダに来たらやっぱこれでしょう(苦笑)ということで、近郊にあるサーンス・スカンスという村の風車の写真です。
18世紀の頃には700基もあったのだとか、今は観光用に残るのみですがコショウなんかをひいてちゃんと動くようです。
Piariです。
田中先生の足どりを追うべく、「バロックの都」オーストリアはウィーンへとやって来ました。
半年ほど前にこちらで見かけたとの情報です。
だんだんと追いついてきました\(^_^)/
発見の日も近い・・・と思ったのですが・・・・。

まずは例によって効率良く捜査を行うべく、ウィイーンフィルの本拠地、学友会ホールの周りで聞き込み捜査を行いました。
が、イマイチ反応が鈍いのであります。
通る人、通る人聞いてみるのですが、何故か突然走り出されたり怖れるような目でこちらを見たり・・・それまでは親切そうにしていた人が突然黙ってしまったり・・・何か変です・・・「さすが人口の半分は銅像といわれるような町の人間は違うな」・・・などと悪態をつきつつ(^_^;)場所変え・・・
・・・流れ、流されやって来たところはシェーンブルン宮殿です。
このオーストリア最大の宮殿にはモーツァルトが6歳にして御前演奏をした部屋や、1814〜15年のウィーン会議の舞踏会が行われた大広間なぞと音楽にも縁があるところであります。
が、中心部から遠路ここまでやってきても手がかりを得ず。
(;_;)(;_;)(;_;)でした。

写真はPiariの心のごとく・・・
・・・夕日に暮れゆく宮殿です(^_^;)

ま、明日は明日の風が吹くさ・・・と思いたい・・・。
とりあえず、今日のところは名物のアスパラガス料理やらヴィーナー・シュニッツェル(「焼いた」仔牛のカツ)やらリンゴジュースでも頂いて休むことにしましょう。
おはようございます!!
今日は早起きしたPiariです。
まだ少し目が廻ってます昨夜のお食事タイムは名物リンゴジュースでは「おさまりがつかない」ので・・・(^^ゞシュナップスという飲み物も頂いたのですが、これが口当たりがよくグイグイいけます・・・。
が、フラフラしてきてから聞くと意外や意外アルコール度45度と焼酎やウォッカも真っ青なお酒なのでした(^_^;)
飲み過ぎに注意であります・・・あ、そんな呆れ顔しないで!!

昨日は、散々歩き回って収穫ゼロでしたが(;_;)仕切り直しで張り切って行きたいと思います。
なんたって「音楽の都」ウィーンです。
田中先生が立ち寄りそうなところには困りません。
うんうん。
刑事は足で稼ぐもんだよ、綺羅さん!!
・・って、足だけでは不安なので(^^ゞホテル近くの教会ヴォーティブ教会に立ち寄って、神様にもお力添えをお願いしました。
天まで届きそうな尖塔からきっとPiariの思いを伝えてくれるに違いありません。
・・・って、にわか信者じゃダメかなぁ?
これから近くのベートーヴェンハウスやら、ウィーン大学やら、市庁舎やらと巡ってみようと思います。
では後ほど!!

P.S 気のせいか黒ずくめの人が三人に増えているような・・・
さすが、「第三の男」の舞台になった土地柄です・・・なんて、呑気に構えていていいんでしょうか・・・(^_^;)
「何かご用ですか?」とか聞いた方がいいでしょうかね?
Kaiさん 事件です!!

田中先生の行方を一所懸命探し回りつつも、なかなか手掛かりが得られず、人間休息も必要だよ!!・・・とヤウゼの時にそれは起きました!!
ちなみに、ヤウゼとは、昼下がりのケーキとコーヒーを楽しむ時間のことを当地では特にこういう風にいうのだそうです。
ちなみに当地でコーヒーを頼むと何故か水が付いてきます。

で、Melangeという生クリームとコーヒーのチャンポンと、ケーキをカフェのテラスで頂いていると・・・。
第三の男まで加わった黒ずくめの人たちもなぜか、場違いを顧みず、別々のテーブルでケーキとカフェを食しています・・・(苦笑)
何やってんだか?
なんなんでしょう?・・・
なんて思いつつも・・・
美味しいケーキに夢中になって、ふと気がついたら・・・
・・・周りが黒ずくめの人になってるよ〜
と、と、と、取り囲まれたーぁどうしよう?

なんて、能天気に構えていてもしょうがないので、勇気を出して聞いてみました!!
「あのーぉなにかご用でしょうか?」
そしたら「これについてお心当たりは?」と一枚の写真を見せられましたとさ。
で、「あっこれはノテバリウスだ」と言ったとたんに、取り囲んでいた黒ずくめさんたちは、いきなり3mばかり飛ぶように後ずさりしてその場に伏せたりしてしまいました・・・(@_@)
今がチャンス!!逃げよう!!と思ったのですが、あまりの展開に立ちすくんでしまいました。
そうこうしているうちに・・・気を取り直した黒ずくめさんたちが「お話を伺いたいのですが・・・こちらにどうぞ」って<おい気安く手取り足取りするな!!
あっ、そんな・・・は、は、は話すことなんてありませ〜ん!!
えーん怖いよぉ〜(;_;)(;_;)(;_;)
あっまだ書くことがあるのに!
勝手に電源切ら・・・・......
ふー疲れた。

あ、どこまで書きましたっけ、そうそう、カフェでケーキに夢中になっていたら、パソコンの電源を切られてしまったんでしたっけ。
その後、手取り足取りくろづくめさんたちに、なかば拉致されたのでありました!!(^_^;)
で、ウィーン南西に広がる有名な「ウィーンの森」の中・・・
・・・だと思うんですが・・・
・・・恐らく・・・たぶん・・・きっとそうにちがいない(^_^;)
ま、ともかく、森中の古城へと連れて行かれました。

白黒の絵はそのお城の大体の感じです。
写真を撮れる雰囲気じゃなかったので・・・(^^ゞ

ともかく、そこで、Piariの尋問が始まりました。

黒A ご安心下さい我々は怪しいものではありません。

充分怪しいって!!
安心できるかっ!!(^_^;)

黒B 我々は、とある機関のものです。

黒C Piariさん
   世界平和のためお力をお貸しください。

せ、世界平和?
な、なんの話?
そんな大それたことに貸せるようなお力はもってませぇ〜ん・・・とは言えませんしたが(^_^;)

黒A 田中先生をご存じで?
   お探しと聞きましたが?

(え?そちらこそ田中先生をご存じで!!
これはもしかして美味しい展開かも!!
ワクワクと内心ほくそ笑みつつ・・・)

 「はい、の、野手さんの・・・・」

と「野手さん」と言ったとたんにまたまた、三人はさっと飛びのいて・・・
・・・わーっ!!っ、て、てっ、鉄砲をこ、こっちに向けるな〜ぁああああ
えーん(;_;)

黒B おっとスイマセン。
   ついつい条件反射で・・・

条件反射で善良な市民に鉄砲向けるな!!(;_;)
普通はよだれを垂らすんじゃないのか??
・・・口には出しませんでしたけどね・・・(^_^;)

黒C 我々の仲間はみな犠牲になったので・・・

ぎ、犠牲って?
もしかして野手さんて本当は怖い人?
などと頭の中を妄想がグルグル回り始めました・・・

えーん(;_;)
なんのことだか全然解らないよー。
と、心の中で叫びつつ 
お腹が空いたので食事してきます(^_^;)
つづく
お待たせしました。
どうせ時差があるから関係ないよね(^_^;)
食事をしてまいりました。
本日のメインはサーロインステーキの蒸し煮であります。
カツを焼いたりとか結構ウィーンの人は料理法には「こだわり」があるみたいです。
何を態々ステーキを蒸すのかとも思いましたが美味しゅうございました。

閑話休題

さて、尋問のその後の内容です。

気を取り直して「え、野手さん?
し、し、知っているって程では」(あんまり知りたくもないけど・・・)
「た、田中先生を探すようにって、た、頼まれただ、だ、だけで」
「美穂の旅の開発運営会社のテグレット技術開発の社長さん」ってことぐらいしかしりませーん。
Piariはなんにも悪いことしてないんです。
えーん許してー(;_;)

黒A Piariさんはノテバリウスをご存じで?

「し、知ってるほどでは・・・自慢げに見せられただけですから」

黒B じ、実物を見たのですか!!ぜ、ぜひ情報を!!

「べ、別に見たくはなかったんですけど、色々説明されましたよ」

黒C 全くもって謎なのです。
   知っていることがあればお教え願いたい。
   あの写真一枚手に入れるにも大変な犠牲を払っているのです。
   F穴から、何か見えますがあれが破壊力の秘密で?

「F穴?」

黒A ヴァイオリンの胴体に空いている穴です。
   あの写真を分析すると、何か見えるのですが・・・?

「は、破壊力?
ひ、秘密?・・・
う〜ん自慢気に話して聞かされましたから秘密でもなんでもないのじゃないかなぁ〜(苦笑)」

黒B ご、ご存じなのですね!!
   貴方は世界を救えるかもしれないのです。
   ぜひ、お教え願いたい。

「そ、そこまで言わなくても・・・あれはシールです
Notevarious #10
Tokyo,Japan 1996
Pat.Pending TEGLET
・・・って書いてあるんですよ。
あと値段が1億円とか・・・」

黒C たった1億円であれを売ろうというのか?
   世界の危機だ!!

「せ、世界の危機?」
1999年の第七の月はもう過ぎたのに?

なんだかよけい解らないうちに続く!!
あーでも眠くなってきてしまいました(^_^;)
ちょっと眠気覚ましにカフェでも飲まないと・・・。
Piariで〜す。
眠気覚ましにカフェーへとやって来ました。
え゛?
オマエ眠りこけてもう朝になってるんじゃないかって?
す 鋭い!!
細かいことは気にしない気にしない(^_^;)

ちなみに、メニューにEiskaffeeとあったのでアイスコーヒーに違いない!!
と思って注文したら・・・
・・・出てきたのはコーヒーフロートでした(^_^;)
がモカコーヒーに泡立ちクリーム&アイスの組み合わせは、なかなかオツで大人の味って感じです。
Semmel(丸いパン)を頂きつつ・・・

さて、怪談の続きです(^_^;)

黒A 特殊な音がでるそうですが?

「なんかそういえば、オゾンにつけたとか言っていたなぁ、特許出願済みとかいってました・・・音がよくなると聞きましたが?」

黒B お。
   オゾン!!
黒C しかし、それだけで、そんな破壊力がでるのか?

お三人さん
Piariそっちのけで鳩首会談をはじめてしまいました(^_^;)
しばし後・・・

黒A 私たちが得た情報では、ノテバリウスを使うと、そちらの言葉で犬も食わないと言われる夫婦喧嘩がピタッと止まったり、それを練習する日になると電車が遅れたり、飛んでい    る鳥が突然落ちてきたりするとか?
   また、その音は50km先でも聞こえるとか?
   ・・・大変な威力を持つという情報を得ているのですが・・・?

「そーいえば、そんな話を社員の方から聞きました。
聞いた人はみな気を失うとか・・・」
http://www.teglet.co.jp/jpn/chietyan/armageddon.htm

黒B やはり本当の話だったのか。
   兵器に使われては大変だ。

黒C 何とか阻止しなければ、1億円でテロリストにでも売られたら大変なことになってしまう。

「あの〜宜しいでしょうか?」

黒A 何か?

「ノテバリウスは色々いじりすぎて、接着面が剥がれたりヒビが入ったりで使えなくなっているようですよ」

黒B なんと!! 
   では、我々は安心していいのか!!
   世界は救われた。

黒C しかし、おかしいな。
   昨日も工作員が一人廃人になってしまったぞ

黒A ・・・・

「他のヴァイオリンで練習しているみたいだから・・・私にはよく分かりませんけど?
同じ包丁でも板前さんが持つのと殺人鬼が持つのとでは効能が違うじゃないですか?」

黒A 復習するとこういうことですか?
   つまり、世界中の諜報部と軍部を震撼させたノテバリウスはノテバリウスの威力なのではなく、それを演奏する野手氏の問題だと?

黒B 彼は製造者だと思っていたが・・・。

黒C なんということだ、まともに聞ける話じゃないな。
   ということは彼にヴァイオリンを持たせたら常に世界は危機にさらされるのか・・・。

皆、遠い所を見る目でそれでいながら、疲れきった表情でうなだれているので・・・恐る恐る・・・
「あのーお取り込み中すいませんがもう帰っていいですか?
田中先生についてなにか知りませんか?」
・・・とさりげなく聞くと・・・

黒A 色々ご協力を頂きありがとうございました。
   お礼に情報をお教えしましょう。
   田中先生は、野手氏を教えるなかで、自らの教師としての力量不足を痛感されて放浪の旅に出ましたが、悟りを開いて東京へ帰られましたよ。

黒B 野手氏を何とかせねばな。

黒A 色仕掛けか?
   ミニスカに弱いらしいからな。

黒C この問題は今や「軍事」の問題から政治的な政治的な問題となりました。
   どうかここでの話は内密に!!
   いいですね。
   それが貴方のためです。

「はーい」
・・・って返事だけいいPiari(^_^;)
こんな面白い話を報告しないわけがないじゃないでよね
しかし、田中先生、東京に帰っていたとは!!
 
写真はお名残おしやの一枚。
ベルヴェデーレ宮殿です。
プリンツ・オイゲン公の夏の離宮として建造されたものだそうです。
「夏の」ってところが羨ましい。
いえ「離宮」ってところもうらやまいしですね。
周囲のも含めてなんとも壮麗な建造物です。
1955年にオーストリア国家条約が調印されて、オーストリアの主権が回復される舞台となったとか。
さて、もっと居たいのはやまやまですが、任務遂行!!(^_^;)
日本に向かいます!
Piariでーす。
まるで、双六のごとく振り出しに戻されて(苦笑)日本は東京へとやって来ました・・・。
東京タワーに登って展望台から望遠鏡で先生を探しちゃるぅぅぅ〜
・・・とか思ったのですが・・・無謀でした(^^ゞ
やっぱ、刑事は足だよ・・・
ってもうここまでやれば、Piariの責任は果たしたような気もするなぁ。
東京にいることが解ったんだから、あとは野手さんに自分で探してもらおう!!
そうだ、今日は丁度野手さんのレッスンの日だ!!
善は急げ!!
今から音楽学院へ行って顛末を話そう!!

ということで・・・また後で。
Piariです。

さて、野手さんにとりあえず顛末の報告にしようと、丁度レッスンの日のはずなので終了時間を見計らって音楽学院へとやって来ました。
なんと話したらよいのやら・・・などと考えていると・・・

あっ!!

目の前に忘れようにも忘れられない、追い求めていた田中先生の姿が!!

え゛っそんなどうして??
目をゴシゴシ!!
ほっぺたをツネツネ!!
あ、足はあるのかな?(^_^;)
まぎれもなく田中先生が、って一瞬呆然と立ち尽くしていまいましたが、直ぐに気を取り直して声をかけました。

「あ、あの田中先生でいらっしゃいますか」

すると、にこやかに「はい、田中ですが」と事前の情報とは違う反応でしたが(氷のようにつめたい人でにこりともしないと聞いていたのですがこれはどうも野手さんにだけなようです)

「実は、探していたんです!!」

先生 え?私をですか?
    どういったことで

「じ、実は野手さんにお会いしようと思って来たのですが、それというのも・・・」と話そうとすると急に表情が険しくなり、氷の女という表情で・・・つめたく言い放たれました。

先生 野手さんは昨日のレッスンでしたよ。
    出席したのを確認して安心し今日は来たのですから!!

え゛?
Piariはあっちこっちグルグル廻りしてるうちに、時間の感覚がずれちゃったみたいです(^_^;)
で、ででもなんで??
どうして???

ともかく、「あの人の名前を私の前で出さないでください」という田中先生をなだめすかして(なんたって怖い目にあってきたのですからここで引き下がれますかっっ!!)
食い下がるPiari。

嫌がる田中先生をつかまえて話すことしばし、なんと田中先生もドビュッシーがお好きなことが判り「気があいますねぇ〜」と、すっかりうちとけることが出来ました(^_^)
まずは食事でもしながらお話をすることにします。
こんばんはPiariです
写真は新宿の新都心です。
ふー夜風がここちいーなー。
一仕事終えた後の高層レストランでのお食事&ワインは美味しゅうございました。(^_^)

さて、「逃亡者」田中先生、野手さんが生徒になって、何年たっても上達しない。
は、授業は進まない。
は、くだらない冗談は聞かされる。
は、オゾン漬けヴァイオリンを無理やり持たされて服が変色するは、なのに教育者としての自分の力の限界を感じ、他の生徒の前でまで思わず「またくだらない冗談?」などと言うようになってしまい、一時はノイローゼにもなりかけて、もう一度出直そうとドイツへの留学を決めたのだそうです。
 
で、ドイツの学校でしばしの武者修行をしてだんだんと「自分を取り戻した」のだそうです。
そうして熟々考えたところ「やっぱり自分には教師の道しかない!!」と確信したのだそうですが、野手さんのことを考えると自信が持てなくて、学長さんに相談したのだそうです。
すると、お答えは
「今まで貴方は何人の生徒を受け持ったのだね?
君の実績は素晴らしいじゃないか。
それに対し野手君はたった一人でしょう?
ものごとには何につけ例外があるのではないかね?。
確かに野手君は問題がある、が、それは君のせいではないでしょう」
とさすがドイツ人らしく理路整然と明解に理を説いてくださったのだそうです。
これで、心が晴れた田中先生は、ついでといっては何ですが、各国を巡った後に日本に帰国して、天職に就いたわけですが、野手さんに会うとくだらない冗談でペースが乱されるので、野手さんのレッスンじゃない日を選んで教壇に立たれているのだとさ(苦笑)
 
ということで、一件落着解決です。
さーて、このことを野手さんには、なんとお伝えすればよいものでしょうか?
正直に全部話したらショック受けそうだし(苦笑)それに田中先生にも迷惑をかけるかもしれないし、黙っておいた方がいいでしょうか?
でも、旅費は出してもらってるしなぁ〜(^^ゞ
Kaiさんはどう思いますか?
ただいまー。
Piariです。
なかなかスリリングな旅でしたが、出来ればもう少し落ち着いて旅がしたかったな(^_^)
やっぱり、他人のお金で旅していると思うと・・・小心者のPiariは、駆け足になってしまいます(^^ゞ
貧乏旅行でも気の向くまま、思いのままに旅行もしてみたい・・・

ということで、また次の旅に出してやってください。

そうそう野手さんには、「田中先生は探さないでください行方不明ってことにしてくださいって言ってました」と伝えました。
でもちゃんと、「たまにはレッスンの日を変えたらどうですか?」
・・・ってフォローもしておきました(^_^)
Piariって正直でいい子だな(^_^;)

あ、あと、世界の軍機関、諜報機関が狙っていることも伝えておきましたけど、これは余計でしたね(^_^;)
だってどうせ誰も近づけないんでしょうから・・・(笑)

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