性格の二重性

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現在私達が使っている七曜日の制度は、今から2000年以上前も太古の昔に、エジプトや新バビロニア帝国で、それぞれの最初の1時間を支配する星の名が、その曜日の名前となり、世界中に広まったものです。
そのため、各曜日はその星と深く関連して、星の名前と次のように対応しています。

 

日本語

ギリシア語

ラテン語

日曜日 太陽 ヘリオス アポロ
月曜日 セレナ ダイアナ
火曜日 火星 アレス マルス
水曜日 水星 ヘルメス マーキュリー
木曜日 木星 ゼウス ジュピター
金曜日 金星 アフロディテ ビーナス
土曜日 土星 クロノス サターン

何曜日に生まれたかによって、誰もがその支配的な位置にあったそれぞれの星の影響を受けます。つまり、日曜日生まれの人は太陽の影響を、月曜日生まれの人は月の影響を、といった具合にです。
同時に、この世に生を受けた瞬間に、その星が天空のどこにあったかということも重要になってきます。そのため同じ日曜日生まれの人でも、明け方頃に生まれたのか夜中頃に生まれたのかによって、その人の性格や運勢も多少異なってきます。
また、同じ曜日の同じ時間帯に生まれた人でも、全く正反対の性格や運勢を持つこともあります。何故そのようなことが起こるのでしょうか?
それは、星から受ける影響の二重性ということと深く関係してきます。つまり、ビルマ曜日占い「マハボテ」の各曜日の特質を正しく知るには、各曜日と関わっている太陽や月、そして5つの惑星に含まれている性格の「二重性」を、心得ておく必要があるのです。
それぞれの星から受けるいずれの影響にも、良い面と悪い面の両方があります。あなたの運勢や性格に反映するのが、その星の持つ特質の良い面か、あるいは裏目に出た悪い面かは、あなたがそのように育てられたかということと、あなたの心がけにかかっているということです。それによって、全く正反対の性格や運勢が形作られるのです。
例えば日曜日生まれの人の場合は、太陽の持つ良い面が顕著に現れれば、その人は威厳があり、人々を管理する能力に恵まれます。しかし太陽の持つ特質が裏目に出ると、自分勝手になったり、それどころか知らず知らずのうちに、弱い者いじめが好きな性格になってしまいます。
月曜日生まれの人の場合は、月の持つ特質として、情緒が豊かという良い面がありますが、その特質が裏目に出ると、情緒不安定になったり、気まぐれで空想的になったりするのです。
また火曜日生まれの人は、エネルギッシュで粘り強いという特質が裏目に出ると、暴力的で嫉妬深いという形になって現れます。
同様に水曜日生まれの人は、現実的で向上心が強いという特質が、下手をすると、世俗的で自惚れが強い性格になりかねません。
木曜日生まれの人は、知性的で何事にも持って生まれたバランス感覚を発揮するという特質が裏目に出ると、ひとりよがりになって、自分自身の中に調和を保てなくなったり、悪くすると無意識のうちに不調和を求めたりするのです。
金曜日生まれの人は、ロマンチストで義理堅いという特質が裏目に出ると、浮気性で表面的な性格になる恐れがあります。
そして土曜日生まれの人は、注意深く冷静沈着なのですが、ひとつ間違うと、心配性で孤独に陥りやすいということになるのです。
これらはほんのさわりですが、もうお分かりですね。
これから先、各曜日の性格や特質について書かれている内容と、それらが裏目に出た場合の、全く正反対の性格や特質についても、常に照らし合わせながら考えるようにして下さいね。
その人の場面場面の気分や状況で両面の特質が出たり引っ込んだりと、彷徨うケースもよくあります。
そして自分の星が持つ恵まれた特質は、魅力や個性として充分に生かされているか・・・・・・。それとも特質が裏目に出て、悪い面の方が自分の性格に反映されていないかどうかを検討してみて下さい。
このように心がけて自分自身や周りの人々を理解するように努めていくと、より深い洞察力が備わり、自分がどのように他人に映っているのか、また、どのように振る舞ったらいいのかが、自ずと分かってきます。
「マハボテ」はあなたの持って生まれた特質を、良い方向へ生き生きと更に伸ばしていくため、また、裏目に出た場合のあなたの状態を知るためのものと言えるのです。
心の深いレベルで気付けば、人は意識の力で、マイナスの特質をプラスに転じることが容易にできます。
こうして自分自身や周りの人々の特質や状態を知り、深い理解力を身に付けていくことで、恋愛や人間関係、仕事や生活を一層円滑に運べるように「マハボテ」を役立てていただければ、嬉しいです。

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