十二干・十二支に見るあなたの特性
丙寅
直観力に優れた闘志型 |
俊敏で直観力に優れています。
仕事もテキパキとこなし、かなりのやり手と見られるでしょう。
闘志満々な性格でもあり、何事に対しても積極的にぶつかっていくので、周りからも高い評価を受けることになります。
時に勢いに乗じて欲を出し、暗礁に乗り上げてしまうことがあるので、注意が必要です。
つまり自分の直観力を過信し、調子に乗りすぎて思わぬ失敗を招くこともあるということです。
勢いに乗っている時こそ気を引き締め、堅実さを身に付けるようにすれば、安定した力を発揮することができるでしょう。
言わなくてもいいことをつい口に出してしまい、人間関係がぎくしゃくしてしまうこともよくあります。
これは「丙寅」の特徴と言えますが、大事な局面で「自分はこんなことを知っているんだ」という、自己顕示欲がつい現れてしまうのです。
仕事の面で成功を望むなら、「守秘」の精神を身に付けるように努力しましょう。 |
丙子
愛想の良い努力家 |
愛想が良く腰も低いので、周りには好人物という印象を持たれるでしょう。
そういう意味では、商売に向いていると言えるかもしれません。
愛想が良いのは外面だけで、家庭では意外と気分屋ではないでしょうか。
中には仕事から帰ってきても、家族と一言も口をきかないという人もいます。
これでは円満な家庭作りを自らぶち壊していると思われても、仕方がないのかもしれません。
何事においても全てそつなくやり遂げる努力家という面も持っていますが、意外と自分勝手な人が多く、中には責任を他人に転嫁する人もいます。
いくら表面を良く見せたとしても、しばらく付き合っているうちにボロが出てきて信頼を失うことになりかねませんから、責任感を身に付けるように努力する必要があります。
自分の言動に責任を持ち、自分以外の人を利するように心がければ、周りからも信頼されて幸福な人生を歩むことができるでしょう。 |
丙戌
義理堅い正義派 |
義理堅く、「他人から受けた恩義じゃ絶対忘れない」というタイプですので、目上の人や周りからも信頼されることになります。
物事にコツコツと取り組む几帳面さも持ち合わせており、世間からは「真面目な人」という評価を受けるでしょう。
非常に潔癖症で悪を憎む気持ちが強いのも、「丙戌」の特徴です。
もちろん潔癖な点は高く評価されるべきですが、それが度を超すと大らかさのない度量の狭い人間になる恐れがありますので、注意が必要です。
人間は完璧なものではありません。
そういう視点を持って寛容を心掛ければ、ひと回り大きな人間に成長するはずです。
自分の好きなこと以外に対しては排他的で、ともすれば孤立しがちです。
もっと心を開いて自分から相手の土俵に上がるように努力すれば、周りとも更に打ち解けて社会的な成功を収めることができます。 |
丙申
移り気な自己中心型 |
ちょっとしたことでもすぐに癇癪を起こすのが、「丙申」の欠点と言えます。
これは了見の狭さからきているもので、いつも自己を中心に置いて物事を考えるという性質が、根本的な要因となっています。
移り気でもあり、物事を途中で投げ出すことも多いのではないでしょうか。
この欠点を直せば良き援助者にも恵まれて、希望通りの成功を勝ち取ることができます。
女性の場合は見た目の綺麗なタイプが多く、男性からのアプローチにも事欠きません。
結婚しても夫によく仕える良い妻となる要素を、多分に持っています。
ただ、表面には出なくてもどこかしらひがみ根性を持っている人が多く、中には人を妬んでそれが元で独立する人もいますので、注意しなければなりません。
すぐばれるような嘘をつくのも、「丙申」の特徴と言えます。
誠実と寛容を心掛け、他人への思いやりを持つことが成功のカギと言えるでしょう。 |
丙午
分け隔てしない美徳の持ち主 |
竹を割ったようなさっぱりとした性格です。
いわゆる「育ちの良い人」が多いのも、「丙午」の特徴と言えるでしょう。
例え不本意なことがあっても嫌な顔をせず、誰にでも分け隔てなく接するという美徳の持ち主ですので、周りからも好感を持たれるでしょう。
その一方でちょっとしたことでも気に病んだりするという、ガラスのような脆さも持っています。
その繊細な部分を強靭にして更に寛大さや雅量を養っていけば、晩年には大きな成功を得ることができるでしょう。
女性の場合若くして他人の家に嫁ぐと、姑や舅とのちょっとしたトラブルにも深刻に悩んでしまうところがあります。
離婚や別居といった破局を避ける意味でも、晩婚の方が幸福を得やすいと言えるでしょう。
また「丙午」の女性は、美人が多いのも特徴と言えます。 |
丙辰
プラス志向の突進型 |
プライドが高く、前向きな考え方をするのが「丙辰」の特徴です。
後先や善悪を考えずに気分次第で突進して失敗することもありますので、勇み足に注意しなければなりません。
他人が困っていると見過ごせないという義侠心の持ち主でもあります。
そういう点では、優しい人柄と言えるでしょう。
中には自らの力はないのに他人のことに介入し、それでいて大変な状況になると自分はさっさと身を引いてしまうという、勝手な人もいます。
これではせっかくの好意も逆効果になり、世間からは「大ボラ吹き」と言われたり、高慢な人間と受け取られることにもなりかねません。
人助けは確かに素晴らしいことですが、自分の技量を上回るようなことに介入するのは、かえって問題を残してしまうことになります。
安請け合いは禁物です。
その辺をうまくコントロールできれば、良き指導者となり成功も約束されるでしょう。 |