十二干・十二支に見るあなたの特性
甲子
負けず嫌いの剛気な気性 |
剛気で勇気のある性格です。
また負けず嫌いな面があり、何事においても人の上に立ちたいという気持ちが強いのではないでしょうか。
しかし時に、功を焦って失敗したり中途挫折したりすることがあります。
若いうちは特にこの傾向が強く、中には自らを最高と思う気持ちが強くて周りのアドバイスに耳を傾けず、家業を潰してしまうような人もいます。
大切なのは自分の欠点を見つめ、修正していく努力をすることです。
それによって年を追うごとに知恵が磨かれていき、次第に財産も増えていくでしょう。
元々大成する可能性を充分持っているのですから、素直に人の意見に耳を傾けるようにすれば、幸福な晩年を送ることができます。
特に女性の場合、結婚後は夫によく仕える妻になります。
その半面、子ども(特に男の子)を甘やかしすぎて子育てに失敗する可能性があるので、注意が必要です。 |
甲戌
正義感の強い潔癖性 |
曲がったことが嫌いで、身なりや行動もいつもきちんとしていたいというタイプです。
いわば正義感が強く、清廉を好む性格なのです。
面白いことに、いつも財布にピン札を入れているのは大概「甲戌」の人です。
そういう面にも潔癖性が表れていると言えるでしょう。
しかしその潔癖性の部分があまり強く出てしまうと、意固地になってなかなか他人を受け入れられなくなり、ともすると交際範囲が狭くなる恐れがあります。
「ほどほど」を心がけるようにして下さい。
「甲戌」の人は少し遊び心を出した方が、周りから力を得られるという特徴を持っています。
こうした雅量が備わると人間に幅が出てきて、男性なら大会社でも早く出世し、常務以上のポストを得ることができます。
女性の場合は世話好きで、自分を滅してでも他人に仕えるような奉仕タイプが多いのも、「甲戌」の特徴です。 |
甲申
機知機略に富んだ知能派 |
大変知能に優れています。
機知機略に富み先見の明を持っていますので、何かの計画を立てるにしてもライバルを常に1歩リードします。
いわゆる「切れ者」という評価を受けるでしょう。
ただし「甲申」の人は一方で大言壮語の面があり、大きなことを言う割には物事を途中で投げ出し、尻すぼまりになるところがありますので気をつけましょう。
あれもこれもと手を出すと最後の後始末ができなくなるので、しっかりした補佐役を側に置くことが成功の鍵と言えます。
また腰をすえてひとつのことに集中していけば、新規開発の大きな事業なろも成し遂げることができるでしょう。
家庭的に円満を欠くのも「甲申」の特徴です。
特に女性の場合は我が強く出てしまい、自分本位になりがちです。
そのために家庭を引っ掻き回す恐れがありますので注意が必要です。 |
甲午
頭脳明晰な未来の大器 |
頭脳明晰で、何事においても抜群の成績を収める才能と運を持っています。
またなかなかの度胸も備えています。
少し気になるのは、視野が狭いところでしょうか。
しかし指導力のある師を得れば、国を背負うほどの大人物になる可能性を秘めていますので、良きアドバイザーを得ることが人生の大きなポイントになるでしょう。
特に男性に言えることですが、お酒が入るといつもの真面目さが失われて失敗することが多いので、酒席に誘われた時は充分注意が必要です。
女性は芯が強く、しっかりしています。
例は良くありませんが、例え未亡人になっても浮いた噂を流すことなく強く生きていくタイプと言えるでしょう。
男女共に内部の気性は激しく、それが内側に向かうと忍耐強さとなって表れますが、肉体的な苦痛も必要以上に我慢してしまうので、病気の場合は手遅れにならないよう我慢もほどほどにしましょう。 |
甲辰
無口な頑張り屋 |
落ち着いた性格です。
無駄口をたたくこともなく、万難を排して目的を達成しようとする頑張り屋でもあります。
この長所が上から見込まれて、若いうちから重要なポストに抜擢される人が多く見られるのが「甲辰」の特徴と言えます。
またブレーンを作るのが上手なので、どんな方面に進んでも周りからの協力やアドバイスを受けて成功するでしょう。
だたし私利私欲に走る傾向があるので、公私の区別をつけるように心がける必要があります。
特に収賄問題がからむと人生を棒に振ってしまう可能性もあるので、気を引き締めなければなりません。
男女を問わず「甲辰」の人は、結婚相手の選び方が人生を大きく左右します。
堕落に走るような相手を感情に任せて選んでしまうと、自分も落ちていきます。
逆にしっかりした相手を選んだ場合は、物質的にも精神的にも恵まれた幸福な人生を送ることができるでしょう。 |
甲寅
負けず嫌いの人情家 |
男女を問わず負けず嫌いで頑張り屋というのが、「甲寅」の人に共通する性格です。
この負けず嫌いな面は、時として周りとの関係に溝を作ってしまいます。
特に若いうちは相手を選ばずぶつかっていく傾向にあるので、摩擦が生じることが多いでしょう。
こういう性格が災いして、全てのことに関して円滑にいかない傾向にあり、波乱万丈の道を歩むことになりがちです。
しかし反骨精神も旺盛で、その波乱をバネにしてどんどん精神的に強くなっていくという特性を持っています。
また一方で人情家の面を持っており、後輩や部下の面倒をよく見るので慕われるでしょう。
中には下からの情報をうまく取り入れて出世する人もいます。
ただし開けっぴろげな性格のため、下手な小細工をするとすぐにばれてしまうので注意しなければなりません。
功を焦らないことが肝心です。
いずれにしても、大成して人の上に立つという強運を持っています。 |