1220年 ギュスターヴ誕生

とある戦闘中の2つの軍。

東の軍の隊長が呪文で攻撃すると、西の軍は全員ダメージを受けた。

「たたみかけるぞ!」

東の軍隊長はそう言って西の軍の兵士に斬りかかった。

西の軍の兵士も負けずに次々と槍で突きかかってくる。

「ひ、ひるむなー」

東の軍隊長の掛け声を聞いて東の軍の兵士も次々と剣で斬りかかっていく。

西の軍隊長が東の軍隊長めがけて呪文を唱えた。

「チリになるまで戦え!」

東の軍隊長が叫ぶ。

「気迫で負けるな!」

西の軍隊長も部下達を叱咤激励する。

東の軍は西の軍全体に呪文攻撃を仕掛けた。

とある戦場------

「わ------っ」

兵達の雄叫びが響き渡っている。

「よし、このままオート候の軍を追撃するぞ!」

ギュスターヴ12世が勢いに乗って敵軍を追撃しようとした時のことである。

伝令の兵士がやって来て言った。

「申し上げます!お妃ソフィー様、無事御出産です!!」

「で、男か、女か?」

「元気な御世継ぎであります!!」

「でかしたソフィー!!」

ギュスターヴ12世は喜びの声を上げると戦場に響き渡るように張りのある声で叫んだ。

「進撃は取り止める。テルムへ帰還するぞ。オート候よ!わが息子に感謝しろ!」

「ギュスターヴ陛下バンザイ!!」

兵士達が次々と歓声を上げる。

「御世継ぎ誕生、バンザーイ!!」

こうしてギュスターヴ12世は兵達と共に凱旋の途についたのであった。

首都テルムでは大勢の群集が君主を出迎えていた。

城に帰還したギュスターヴ12世は真っ直ぐに妃の元へと急いだ。

「お帰りなさいませ陛下、お怪我はございませんか?」

妃のソフィーは穏やかな笑顔で夫を迎えた。

「ああ、大丈夫だ。お前こそ加減はどうだ?」

「ええ。私もこの子も元気です。」

ギュスターヴ12世は生まれて間もない我が子を抱き上げると言った。

「お前に我が名、そしてわれらが祖先の名、ギュスターヴを与えよう。お前はギュスターヴ13世だ。その名に恥じぬよう、立派な男になれ!」

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