世界観


始まりの時代
古の時代、故郷を追われた13人の魔導師によって、魔導世界アスターが創生された。地球から隔離された半球形状の世界である。使い魔を連れた魔導師達は、故郷に似せた大地や生物達を造り、更に様々な魔法生物を産み出していった。すなわち、エルフ、ドワーフといった存在である。魂の扱いにたけた魔導師達はこの世界の創造主たる存在であった。

発展の時代
世界の創造にあたり助手が必要だと考えた魔導師達は、使い魔に自らのDNAを組み込み新たに猫人種を創造した。猫人種の助けを借りて、魔導師達はドラゴンやヒドラといった大型生物、マンティコアやグリフォンといった合成生物を創り出した。その後、猫人種は持ち前の繁殖力により子孫を増やし、わずか300年でそれぞれの魔導師達を中心とした13の国家を営むようになっていく。

戦乱の時代
ゴブリンやオークといった劣等種は猫人種に匹敵する勢いで繁殖し、他の種族を脅かす存在となってきた。その害を受けているエルフやフェアリーといった種族の造り手である陽属性の魔導師達と、ゴブリンやオークといった種族を創造した陰属性の魔導師達の間の確執は強まった。そして、小人族が滅ぼされるに至ってついに戦争へと突入することになった。すなわち魔導大戦である。それぞれの魔導師は陰陽二派へ分かれ、猫人種を主戦力として長きにわたり戦いが続けられた。

魔導大戦のその後
長年にわたる戦争の結果は陽派が勝利を収めた。13(陽5陰5中立3)あった猫人種国家のうち4国家(陽2陰1中立1)は滅び、それと共にその長たる魔導師達も姿を消していった。残った陰派のうち3国家は魔導師及び国民の大半と共に、この世界から「霧の壁」と呼ばれる封印で隔離された異界へと追放された。残る陰派の1国は永久に反旗を翻さないという盟約のもとにこの世界にとどまった。こうして6つの猫人種国家が残ることになったが、この世界に絶望した魔導師達は、魔法世界アスターの未来を、使い魔たる猫人種へとゆだね、次々と去っていった。

魔導学院
魔導大戦により様々な技術が失われた。特に古の魔導師達がこの世界を去ったことによる魔法技術の低下は著しかった。これを補うため設立されたのが魔導学院である。当初、失われゆく魔法技術の保持と太古の技術の復興のため、各国からの共同出資で運営されたが、現在では国家並の発言力を持っている。
各国は住民の中から魔法の素質に秀でた者を魔導学院へ送り出していた。昨今では多発する怪事件の解決や、国家間の調停者的な役割も果たしている。


使い魔:有翼の猫
猫人種:猫人種は有翼の猫から人間形態の間を自由に変態できた。


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