ロボット大図鑑 ハ行

百式New!
全長 18.5m
重量 31.5t
登場作品 機動戦士Zガンダム
アナハイム・エレクトロニクス社が開発し、エゥーゴが運用する試作型モビルスーツ。開発者はM=ナガノ博士。アナハイムの新型モビルスーツ開発プロジェクト、Z計画の一環で可変モビルスーツとして開発されたが、構造的欠陥が発見されて変型機構はオミットされる。しかし、機体性能は高く、実戦に充分使用しうると判断されてアーガマに配備された。最大の特徴は金色の装甲でありこれには対ビームコーティング能力もあったらしい。さらに名前の「百」には「百年保つモビルスーツ」という意味合いも込められている。
オプション兵装のメガバズーカランチャーを単独で稼動させる高出力のジェネレーター、背面のフレキシブルバインダーによる高機動性、そしてクワトロの操縦技術により、ジャブロー攻略戦を始めとして多大な戦果を上げる。
ハマーンとの最終決戦で大破するが、「起動戦士ガンダムZZ」では2号機がアーガマに配備され主にビーチャがパイロットを務めた。
ヒュッケバインMK-II
全長 20.8m
重量 52.0t
登場作品 オリジナル
月のマオ・インダストリーの協力を得て、地球連邦軍極東支部SRX計画で開発されたパーソナルトルーパー。起動実験中にブラックホールエンジンの暴走事故を起こしたRTX-008R「ヒュッケバイン」の改良型・量産試作型で、ジェネレーターは核融合エンジンに換装されている。また機体部品のほとんどは量産型PTゲシュペンストMK-IIのものが使われている。
しかし、このRTX-010には特別にEOT(エクストラ・オーバー・テクノロジー=地球外知的生命体保有技術)を利用したグラビコン・システム(重力制御装置)とT-LINKシステムを装備している。また、グラビコン・システムで機体前面に重力場を発生させ、敵の攻撃を跳ね返すグラビティ・ウォールも備えられている。さらにSRX計画で得られたノウハウも注ぎ込まれているため、Rシリーズ(特にR-1)とは兄弟機の関係にある。
なお、主人公用の機体は特別であり、後の量産型にグラビコン・システム及びT-LINKシステムが取り付けられることはない。
ホワイトベース
全長 250.0m
重量 68000.0t
登場作品 機動戦士ガンダム
地球連邦軍がV作戦で開発したペガサス級強襲揚陸艦。ミノフスキークラフトの搭載により大気圏内の飛行も可能であり、単独での大気圏突入・離脱機能も備える。連邦軍初のモビルスーツ搭載艦であり、初代艦長はパオロ、二代目艦長はブライト=ノア。ガンダムを始めとするRXシリーズの母艦として運用された。その形状からジオン軍は「木馬」というコードネームで呼んでいた。艦載機全てを合わせた戦力は当時の地球連邦軍の機動大隊に匹敵すると言われていた。

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