東寺
東寺というと、天真と見に行った五重塔を思い出します。
後はシリンにせまられる友雅ですかね?(笑)
現在も「遙かなる時空の中で」に出てくる東寺とほぼ同じような感じで残っています。
しかし、連れがいたため、ゆっくり写真を取ったり見ている暇がなかったんですよね。
というわけで、写真はいまいちかもしれません。(^-^;
正式名称は「教王護国寺」です。
ゲームの中では火の属性の地ですね。
東寺の象徴として親しまれている五重塔は天長3年(826)弘法大師(空海)の創建着手に始まりましたが、しばしば災火を受けて焼失すること4回に及んでいます。
だから属性が火なのでしょうかね?
現在の塔は寛永21年(1644)に徳川家光の寄進によって竣工した総高57mの、現存する日本の古塔中最高の塔となっています。
というわけで、残念ながらゲーム内のものがそのまま残っているというわけではないのです。
しかし全体の形も良く、細部の組ものの手法は純和様を守っており、初重内部の彩色も落ち着いて、江戸時代初期の秀作です。
東寺には五重塔の他に金堂、講堂、大師堂、蓮華門があり、中には貴重な薬師三尊、十二神将の象などがあります。
また、五重塔、金堂、大師堂、蓮華門は国宝、講堂は重文となっています。
仏像や仏画も国宝や重文が多く、密教美術の宝庫と言えます。
とても厳かな気持ちになれる場所です。
ちなみに管理人は大日如来の加護を受けております。
平安遷都の際に都に寺院を建てさせなかった桓武天皇は、羅城門の東西に、官寺である東寺と西寺を造営しました。
2寺は朱雀大路を挟んで建っていたのですが、現在は残念ながら羅城門、西寺、朱雀大路はありません。
東寺を賜った弘法大師は、真言密教の根本道場としました。
以後為政者の保護を受け、現在に至るというわけです。
宝物館は年2回、3月20日〜5月25日と9月20日〜11月25日に公開される世界遺産となっています。
東寺のあぶらとり紙はオリジナル商品で、和紙を使用しているために吸収力が高く、肌触りがなめらからしいです。
値段は500円です。
文章は東寺のパンフレット及び「まっぷるマガジン262 京都へでかけよう 2000-01版」/昭文社刊を参照させていただきました。