やまねこ座
山猫のような目を持たないと探せないと言われる暗い星座
※あまりうまく描けなかったので、下の図は正確ではありませんが、参考にはなると思います。
全天で最も星の数の少ない領域に位置している星座です。おおぐま座とぎょしゃ座の間にあり、最も明るい星で3等級、星々の並びにも特徴的なものは何もありません。17世紀に天文学者のヘベリウスが作った新しい星座で、彼はこの星座を作った時に、「山猫のような目をした人でなければ見ることができないだろう」と言ったとか・・・。それだけに、見つけるのが難しい星座ですが、挑戦してみるのも面白いかもしれません。
1月初めの夜9時頃、東の地平線上に輝いています。最も明るいアルファ星は、冬の星座ふたご座から探すことができます。東の空高く、2つの明るい星を先頭にして星が2列に並んでいるところが、ふたご座です。2星のうち明るい方の星とその列の最後の星を結び、その間隔と同じだけ明るい星の方へ伸ばします。ここに輝く3等星がやまねこ座のアルファ星です。3月〜4月の夜8時頃には、北の空高く昇ります。