グリフィンとの出会い
これはあくまでも一例ですので、ご了承下さい。
ラビエル （妖精の話だと、この辺りに・・・。） グリフィン 「・・・・・・・・・・・・。」 ラビエル 「あの・・・ あなたはグリフィンですね？」 グリフィン 「ん・・・？何だ、テメエは！？」 ラビエル 「私は天使ラビエル。あなたに・・・。」 グリフィン 「おい！静かにしねぇか。ここの家の奴らに気付かれたらどうすんだ！」 ラビエル 「え？あ、はい・・・。」 グリフィン 「それと、ちょっと向こうの方に引っ込んでろ！目立ってしょうがねえ。」 ラビエル 「・・・。」 グリフィン 「と、金目のもんは全部入れたな・・・。」 ラビエル 「あの・・・いったい何を・・・？」 グリフィン 「るせえな、見て分かんだろ。黙ってろ。」 「ここまで来りゃ、大丈夫か・・・。」 「・・・でなんなんだ、お前は？人の仕事をド派手な風体でじゃましに来やがって。」 ラビエル 「はい、グリフィン。実はあなたにお願いしたいことがあって来たのです。」 グリフィン 「お願い？」 「おいおい、勝手なことぬかすなよ。」 「なんで、オレが見ず知らずの奴の願いを聞かなきゃなんねえんだ？」 「失せな。ド派手野郎。」 ラビエル 「お願いです、グリフィン。話だけでも聞いて下さい。」 「あなたは数少ない勇者候補の一人なのです。」 グリフィン 「勇者候補？なんだそりゃ？」 ラビエル 「はい。勇者というのは・・・。」 （私は「勇者」について、その意義、目的、必要な資質などをグリフィンに説明した。） （彼にも理解できるよう、慎重に言葉を選びながら・・・。） 「あなたは勇者の資質を持っています。だからこうしてお願いにあがったのです。」 「ぜひ勇者になってください。グリフィン。」 グリフィン 「・・・なんだかよくわからねえがまあ、大層なモンだってのはわかった。」 ラビエル 「引き受けてもらえますか？」 グリフィン 「・・・・・・・・・・・・。」 ラビエル 「グリフィン？」 グリフィン 「なあ、その勇者ってのは儲かんのか？」 ラビエル 「えっ？」 「それは・・・儲かるとは断言できませんが・・・。」 「やでも、グリフィンにとって決して不利益なことはないと思います。」 グリフィン 「なんでえ、含みのある言い方だな・・・。」 「・・・まあ、いいか。一つ話のタネに勇者とやらになってやるよ。」 ラビエル 「よかった・・・。」 グリフィン 「で、どうすりゃいいんだ？なんか今すぐしなきゃいけねえことでもあんのか？」 ラビエル 「いえ、今はいいです。また私が来た時に、お願い事を聞いてもらえれば。」 グリフィン 「へえ、また今度か・・・。いいのかい？オレは今度はばっくれちまうかもしれねぇぞ。」 ラビエル 「いいえ、私はグリフィンを信じていますから、そんなことはきっとないでしょう。」 グリフィン 「・・・・・・。」 「信じるねえ・・・。盗賊のオレをかい？お前変わってんな。見た目通り。」 ラビエル 「相手に自分を信じてもらうにはまず、自分から相手を信ずることが大切です。」 グリフィン 「はーん、ご苦労なこった。じゃ、とりあえず、用があったら来いよ。話は聞いてやってもいいぜ。」 ラビエル 「ええ、分かりました。では、グリフィン、また！」 グリフィン 「ああ、じゃあな。」 ラビエルは天界のガブリエル様の所へと向かった。 ガブリエル 「勇者とともに経験を積んだようですね。」 ラビエルは、レベルアップした。ボーナスAP 19を頂いた！ ガブリエル 「勇者とともに経験を積んだようですね。」 ラビエルは、レベルアップした。ボーナスAP 22を頂いた！ ガブリエル 「勇者とともに経験を積んだようですね。」 ラビエルは、レベルアップした。ボーナスAP 36を頂いた！ ガブリエル 「勇者とともに経験を積んだようですね。」 ラビエルは、レベルアップした。ボーナスAP 47を頂いた！ ガブリエル 「勇者とともに経験を積んだようですね。」 ラビエルは、レベルアップした。ボーナスAP 52を頂いた！ - 完 -