エンゲージ

	トカゲ人間がモーグリに攻撃を仕掛けてきた。
マーシュ	「そうか・・・・・・！エンゲージって、バトルすることだったんだ！」
モーグリ	「クポ！何当たり前のことを言ってるクポ？ジャッジもいるし、今日のロウだってちゃんと決まってるクポ！」
マーシュ	「ジャッジ・・・？ロウ・・・？？」
モーグリ	「エンゲージの最中だっていうのに、のんきな子だクポ～。今日のロウは『アイテム禁止』クポ！ちゃんと確認しておかなきゃひどい目に遭うクポ！ほら、ジャッジが見てるクポ！」
マーシュ	「あ、う、うん。やっと分かってきた・・・。『エンゲージ』はバトルで、『ロウ』はそのルール。それに『ジャッジ』、あの鎧の騎士が、エンゲージを監視してるってことか・・・。」
モーグリ	「クポ、君の番だクポ！モグがサポートするから、腰の剣と『アビリティ』でうまくやり過ごすクポ～！」
マーシュ	「う、うん。分かった。やってみる。」
	マーシュが返事を返すと、モーグリのモンブランはサンダーを唱えた。
	マーシュも必死でトカゲ人間のルネに攻撃を仕掛け、相手を倒した。
ジャッジ	「戦闘不能を確認、ジャッジポイントを付与する！」
マーシュ	「ジャッジポイント？」
モンブラン	「ジャッジポイントを集めるクポ！そうすれば『コンボ』で協力攻撃ができるクポ。エンゲージもぐ～っと有利になるクポ！」
マーシュ	「相手をやっつければいいんだね？」
	マーシュが尋ねると、モンブランは頷いた。
	そしてブリザドで攻撃を仕掛けると、マーシュも協力してもう1人のトカゲ人間であるユーバーを倒した。
マーシュ	「何とか切り抜けられたの・・・かな？」
ルネ	「く、くそっ・・・！キズ薬・・・ポーションを・・・。」
	そう言って彼がポーションを使うと、ジャッジがたちまち笛を鳴らした。
ジャッジ	「ロウ番号R2-4601、『アイテム禁止』違反！ロウ違反者を直ちにプリズン送りとする！！」
	ジャッジはレッドカードを取り出すと、ルネをプリズンへと送ってしまった。
モンブラン	「クポポ～～。プリズン送りクポ。ああはなりたくないクポ～。」
マーシュ	「プリズン・・・？」
モンブラン	「ロウを破った者が一時的に送られる所クポ。くら～ぃ、イヤな場所だクポ。」
ジャッジ	「プリズンへの移送を完了。面会を望む者は山岳都市スプロムのプリズンにて受け付ける。」
	そういい残すと、ジャッジは姿を消してしまった。
マーシュ	「山岳都市スプロム？それにプリズン・・・・・・？ここは一体・・・？」
	マーシュにとっては、謎が深まるばかりであった。