13


「何だと?」

クワトロが驚いて叫ぶ。

「証拠を見せてやるっ!!」

「証拠!?」

カミーユは自らのガンダムMK-IIを、ティターンズのガンダムMK-IIの元へと向かわせた。

「誰だ!誰がガンダムに乗っているんだ!?」

カクリコンが叫んだ。

「その声はさっきの男かっ!!俺はお前らティターンズの横暴さを許せない!!」

「まさか・・・さっきの・・・カミーユとかいう小僧か!?」

カミーユは間髪入れず、ビームサーベルで攻撃を仕掛けた。

「いけるかっ?」

「ふん、そんなもの!」

クワトロがカミーユに通信を入れる。

「ガンダムMK-IIのパイロット!君の名前は?」

「カ、カミーユ=ビダンです。」

「君が我々の敵でないと言うのなら、協力してもらおう。敵機を撃破した後、コロニーを脱出する。出来るか?」

「や、やってみます。」

「あ、あいつ・・・あの感覚はアムロだ。誰だ、奴は!?」

ブライトが冷や汗をかきながら言った。

カミーユは続いて、マラサイにビームライフルで攻撃を仕掛ける。

「抵抗するとムダ死にするだけだって、何で分からないんだ!」

「くっ!少しはできるな!邪魔なんだよ!」

マラサイもビームライフルで反撃する。

「被弾!?いや、かすめただけか。」

クワトロのリック・ディアスもマラサイにビームピストルで攻撃を仕掛ける。

「直撃させるっ!!」

「ぬぉぉぉぉっ!つ、強いっ!このっ!!」

マラサイがビームライフルで反撃する。

「甘いなっ!」

ジェリドのガンダムMK-IIがハイパーバズーカでカミーユのガンダムMK-IIに攻撃を仕掛けた。

「馬鹿な・・・何故素人がああまでガンダムMK-IIを扱えるんだ!」

「ジェリド中尉!一方的に殴られる痛みって奴を教えてやる!!」

「貴様は・・・さっきのカミーユとかいう・・・!!そんなに落とされたいか!?」

「見える!」

カミーユもハイパーバズーカで反撃する。

「ぐあっ!何てパワーだ!!」

カクリコンがジェリドを援護する。

「こ、こいつ!素人のくせに!ニュータイプとでも言うのかっ!!」

「ティターンズはこのコロニーからいなくなれっ!!」

「落ちろっ!!」

「そう簡単にっ!!そこをどけーっ!!」

「な、なかなかやる!!」

カミーユの怒りに任せた攻撃は、ティターンズを圧倒していた。

BackNext


Back