復活
が元気良く飛び込んで来た。 「よお、戻ったぜ!新しい宝貝ももらったし、気分爽快だな!」 がもらったのは飛電槍であった。 「で、今通った山の所で妖魔が暴れ回ってるみたいだ。さっさと行ってやっつけようぜ!」 は体を動かしたくてうずうずしている様子を隠せないようである。 「何だと!それにしても、朝歌から離れたこんな山中にまで、妖魔は現れているのか・・・・・・。」 黄飛虎は信じられないといった表情で言った。 「よーし、出陣の準備だ!腕が鳴るぜ!」 は相変わらずである。 「今日はいつもより調子がいいみたいだ。」 太公望は笑みを浮かべながら言った。 「こんなに調子が悪いと、任務の遂行に支障をきたす恐れがあるのであります。」 と、真面目な顔で言ったのは鄭倫である。 「もっと骨のある奴と戦いたいぜ。」 はそう言いながら飛電槍を振り回している。 「我が力、存分にお役立て下さい。」 蘇護は拳を握り締めながら言った。 「この鄭倫、全力で閣下と太公望殿にお仕えする所存であります!」 鄭倫は力強くこう言った。 |
◆封神演義◆