7


ヘンケンが命令を発する。

「メガ粒子砲、よく狙えよっ!」

「ちっ!まだまだ!」

攻撃を受けたティターンズ兵も負けずに反撃しようとする。

クワトロのリック・ディアスが敵に向かう。

「やってみるさ!」

「な、なんだと!?」

マラサイは激しい閃光と共に爆発した。

「僕だって・・・やる時はやるんだ!」

リョウトのヒュッケバインもフォトンライフルでマラサイに狙いを定める。

「こいつで決めてやる!」

マラサイもビームライフルで反撃する。

しかし、ヒュッケバインは見事な動きで攻撃を躱した。

「敵の動きが・・・見える!」

「このっ!!」

マラサイがビームライフルでアポリーのリック・ディアスを狙って攻撃を仕掛けてきた。

「当たるかっ!!」

ロベルトのリック・ディアスのクレイバズーカがマラサイ目掛けて火を噴いた。

「もらった!!」

攻撃を受けたマラサイが爆発する。

「落とせよぉっ!」

アーガマのハイパーメガ粒子砲が発射される。

続けてメインメガ粒子砲がヤザンの搭乗するギャプランに向けて放たれた。

「主砲、撃てっ!」

「くっ!楽しませてくれるじゃねえか!チョロチョロと・・・目障りなんだよ!!」

ヤザンもメガ粒子砲で反撃してきた。

アーガマが直撃を受けたものの、ヘンケンは落ち着いたものだ。

「フ、大した被害はなしか。」

クワトロのビームピストルがヤザンを狙う。

予想以上の動きに、ヤザンが驚きに目を見開く。

「こいつ・・・見かけ倒しではないな!まさか本物の赤い彗星か!?」

クワトロもヤザンの腕前に感心する。

「なかなかの腕前だな・・・だが!」

再びクワトロが攻撃を仕掛けたものの、今度はヤザンが見事にその攻撃を躱してみせた。

「フン!下手くそが!!観念しなっ!!」

クワトロがヤザンの攻撃を受ける。

「ちっ!まだだっ!!」

ヤザンがすかさずメガ粒子砲を放つ。

「ふん、身の程知らずがっ!!」

赤いリック・ディアスが直撃を受ける。

「直撃!?」

しかしまだ致命傷には至らない。

「そこだっ!!」

ビームピストルで反撃するクワトロ。

「ち、当たっちまったか!」

ヤザン以外の機体を片付けたエゥーゴはヤザン目掛けて一斉に攻撃を仕掛ける。

「主砲、撃てっ!」

「当たらんな!」

アーガマのメインメガ粒子砲を躱すギャプラン。

「各砲座、しっかり狙えっ!」

ヘンケンが再び命じる。

アーガマがメインメガ粒子砲を放った。

「でえいっ、ダメージを受けすぎたか!?」

リョウトが怒りに満ちた表情でギャプランにフォトンライフルを向ける。

「よくも無抵抗の輸送機を!!あなたはそれでも軍人なんですか!?」

「フン、それが任務だからな。もっとも、俺は戦いが楽しめれば何でもいいんだがな!」

ヒュッケバインのフォトンライフルがギャプラン目掛けて発射された。

「バカなっ・・・この俺が落ちるだと!?ちっ・・・任務失敗か!出直しだ!」

さすがのギャプランもたまらずに退却して行く。

BackNext


Back